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「日本レコード大賞」大賞作選考の超ドタバタ舞台裏

1/4(金) 16:01配信

FRIDAY

’18年末に放送された『第60回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)に吉永小百合(73)や『ピンク・レディー』など、レジェンドスターが多数出演。平成最後の記念すべき放送に花を添えた。だが、大賞が決まるまでの舞台裏はかなりドタバタしていたという。

「音楽の多様化によって、誰もが知っているような大ヒット曲が生まれにくくなった。ここ10年、『そんな曲、ヒットしてたっけ?』という作品が大賞に選ばれているのはそのためです。選考過程が完全非公開なため、大手芸能プロと審査委員の癒着が疑われる始末。’15年の大賞を受賞した『三代目 J Soul Brothers』の所属事務所が『バーニングプロダクション』に1億円のプロモーション費を支払っていたと報じられた際は、『カネで大賞を買った』とかなり叩かれましたね」(レコード会社社員)

’05年には審査委員長が謎の死を遂げている。TBS関係者は、「レコ大を放送するTBSの番組スタッフですら、公式発表前に大賞作を知ることはできないのです」と嘆く。

「把握しているとしたらTBS幹部のほんの一握りでしょう。’18年はここ数年でもとくに選考でバタバタしました」

’18年なら、小学生の間でもヒットし、忘年会等でさんざんマネされた『DA PUMP』の『U.S.A.』が早々と当確―となりそうなものだが、さにあらず。前出・TBS関係者が苦笑いする。

「レコ大は主催が日本作曲家協会で『日本の優れた曲を選ぶ』というのがコンセプト。洋楽カバーである『U.S.A.』は対象外なのです。番組スタッフ自身、『本当に残念ですよ』なんて関係各所で言っていたんですが、フタを開けてみたらノミネートされていた。過去に安室奈美恵の洋楽カバー曲『TRY ME』(’95年)、華原朋美の韓国のバラードのカバー『あなたがいれば』(’04年)がノミネートされていたことがスポーツ紙で報じられて、『例外もアリだった!』と大慌てしたんだとか(笑)。どちらの曲も大賞は逃していたため、審査委員や番組スタッフ自身、忘れていたようです」

『U.S.A.』に匹敵するヒット曲『Lemon』を歌った米津玄師(27)を引っ張り出そうという動きもあったという。

「米津はテレビの生放送には出ないことで知られていたので、当初は諦めていました。ところが、昨年10月に行われた『東京ドラマアウォード2018』に米津が登壇。ならば『レコ大』出演も可能性アリかもしれないと交渉を進めたといいます。そもそも『Lemon』はTBSで放送されていたドラマ『アンナチュラル』の主題歌。ダウンロード数も’18年ナンバーワン。米津の事務所もまんざらではなく、勝算はあったのですが……本人が先のドラマアウォードで『やはり生放送は無理だ』と思ったようで、出演を断られてしまい、米津案は頓挫しました」(前出のレコード会社社員)

かつてのような国民的イベントではなくなったが、いまもレコ大争いは熱い闘いが繰り広げられているのだ。

最終更新:1/4(金) 18:49
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