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ロッテ・藤原恭大 “スピードスター”にはとどまらない特大のポテンシャル/2019年このルーキーに注目!

1/5(土) 12:01配信

週刊ベースボールONLINE

 2019年、最注目ルーキーの1人であることは間違いない。ロッテのドラ1・藤原恭大だ。史上初となる2度目の春夏連覇を果たした大阪桐蔭高の四番、高校侍ジャパンでも2年時から主軸を担ってきた。

 ドラフト前から指名を公言し、3球団競合の末に交渉権を引き当てた球団からの期待も大きい。契約金1億円+出来高、年俸1500万円。出来高がつくのはロッテの高卒新人史上初。背番号は「2」に決まった。井口資仁監督は「将来の球界を背負う選手」と期待を隠さない。

 本人も「今のままじゃ通用しないというのは自分が一番分かっている。もっと練習して、いいスタートを切って、活躍しないといけない」と、周囲の期待を痛いほど感じている。

 50メートルを5秒7で駆け抜ける俊足で、スキあらばあっという間に次の塁を陥れる。藤原自身も「見てほしいのは“足”。幕張のスピードスターと呼ばれたい」と口にしているが、それはあくまで現時点でプロのレベルに通用するのはスピードだけ、という意味に過ぎないだろう。

 攻守走がそろったトータルプレーヤー。近い未来にトリプルスリーを狙えるポテンシャル。それが藤原の最大の魅力だ。「足が速いだけの選手にはなりたくない。足もあるし、バッティングもあるし、守れる。そういう選手を目指してやっていきたい」と将来の理想像を語りながら、「フルスイングにはこだわっていきたい」と続けた。

 指揮官は春季キャンプからオープン戦にかけて一軍に帯同させる方針。高卒新人の開幕一軍入りが簡単なことではないことは誰もが分かっている。それでも藤原は「30盗塁、新人王」と高い目標をあえて口にすることで、自らを奮い立たせている。

 黄金ルーキーが2019年の巻き返しを誓うカモメ軍団に、どんな新風を吹き込んでいくのか。期待感は高まる一方だ。

写真=BBM

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