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【背番号物語2019】「#1」新たに2選手が継承した“チームの顔”

1/8(火) 11:02配信

週刊ベースボールONLINE

背番号は、ある選手が引退しても、またある選手に受け継がれていく。2019年も新たな後継者が誕生した。その歴史を週刊ベースボールONLINEで振り返っていく。

王が唯一の永久欠番

 どの数字よりも真っ先に数えられる「1」というナンバー。どのチームも、どの選手も、ひたすら1位を追い求めてプレーしている。どの数字よりも明快な目標、と言えるだろう。

 高校野球のエースナンバーでもある背番号「1」。かつては近鉄でエース左腕の鈴木啓示が長く背負い、引退とともに永久欠番に。日本プロ野球で「1」が永久欠番となった第1号でもあったが。近鉄の消滅とともに歴史の中に消えていった。

 一方、プロ野球の「1」は人気と実力を兼ね備えた好打者が多く、“チームの顔”といえる。現時点で唯一の永久欠番が巨人の王貞治だ。早稲田実高で投手だった王は、巨人でも「1」を背負い、一本足打法でホームランを積み上げる。“ビッグ1”と呼ばれ、ピンクレディーの『サウスポー』にも歌われた。868本のホームランをはじめ、多くの打撃記録で歴代1位。これほど「1」が似合い、その印象を「1」に残した男はいないだろう。

 王は巨人の助監督、監督としても「1」を着け続けたため、現在では唯一となった王の「1」が永久欠番となったのは退任後の1989年だ。以降、多くの選手が王の「1」にあこがれ、目標としてきた。やはり好打者が多いが、少数派ながら投手もいる。迎えた2019年も、その傾向は変わらない。

【12球団・主な歴代「1」】
巨人 白石敏男、南村不可止(侑広)、王貞治★

阪神 伊賀上良平、吉田義男(監督)、オマリー、中込伸、鳥谷敬☆

中日 牧野茂、高木守道、近藤真一、福留孝介、京田陽太☆(2019年~)

オリックス 宮武三郎、簑田浩二、福良淳一、後藤光尊、中島宏之

ソフトバンク ブレイザー、桜井輝秀、秋山幸二、柴原洋、内川聖一☆

日本ハム 大下剛史、広瀬哲朗、菅野光夫、SHINJO、斎藤佑樹☆

ロッテ 伊藤庄七、八田正、愛甲猛、小坂誠、清田育宏☆

DeNA 近藤昭仁、山下大輔、進藤達哉、金城龍彦、桑原将志☆

西武 深見安博、伊藤光四郎、秋山幸二、佐々木誠、栗山巧☆

広島 白石勝巳、古葉毅(竹識)、山崎隆造、前田智徳、鈴木誠也☆(2019年~)

ヤクルト 井上親一郎、若松勉、池山隆寛、青木宣親、山田哲人☆

楽天 塩川達也、岩村明憲、松井裕樹☆
(☆は2019年、★は永久欠番)

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最終更新:1/8(火) 12:11
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