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変わらないのは出川哲朗だけ 芸能界の未来予想は当てにならない?〈週刊朝日〉

1/11(金) 11:30配信

AERA dot.

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 一年の間、ほとんど脳内から消えているのに、年末になると俄然思い出す番組。それはダウンタウンの「笑ってはいけない」シリーズと、コレなのだ。

 まず年明け1月に、今年起きそうなことを予想するクイズを収録しておく。そして年末、再び出演者を集め、生放送で答え合わせをするという仕掛け。

 定番問題としては、今年結婚する芸能人と、離婚する芸能人。ブレイクしたタレント1位になるのは誰か。そして「R-1ぐらんぷり」「キングオブコント」「M-1グランプリ」の優勝者は誰?問題。

 結婚、離婚はともかくブレイクタレントと、お笑いコンクールの優勝者はまったくと言っていいほど当たらない。解答者はだいたい芸人なのに、だめなのだ。

 つまり芸能界って、誰ひとり未来のことはわからないまま、アクセル全開で突っ走ってるんだなって。そんなギリギリ感をしみじみ年の瀬に味わえる。

 2017年に、この番組内で生まれたロボット芸人・SK01-G(正解は一年後)。「1年後にどれだけテレビ番組に出てるか」という問題になっていたが、2年後の2018年も、全然見かけないまま。

 そんな一寸先は闇の中、「プロ野球日本一はセ・リーグ? パ・リーグ?」の問題をはずした出川哲朗が、プロレスラーの獣神サンダー・ライガーにぶっとばされるくだり。ここだけは、まるで毎年見ているような安定感がある。

 不確かなこの世の中でも変わらないもの、それは出川さんの「ヤバイよ」顔。どうでもいいから出川さんは毎年、プロ野球日本一をはずし続けてほしい。

 ちなみに〆切の都合上、2018年版のこの番組を見てないんだけど。見ないで書いてるけど。

 元貴乃花親方の離婚は、きっと誰も当ててないだろう。2017年離婚タレントだった小倉優子が、2018年結婚タレントの枠に入っていることは、誰か予想しているかもしれない。

 そしてブレイクタレント問題、年末バラエティー番組で大活躍の山根明・前日本ボクシング連盟会長の名前は、影も形もないだろう。

 年の初めに考える未来は、まったく当てにならない。果たして今年の年末もこの番組はあるのだろうか? わかっていることはただひとつ。2019年、「平成」という時代が終わる。

※週刊朝日  2019年1月18日号

最終更新:1/11(金) 13:07
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