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トレーニング界の伝説、遠藤光男が今のプロレスを斬る!

1/9(水) 7:10配信

GOETHE

昭和40年代、黎明期のボディビル界に彗星の如く登場し、注目を集めた男がいた。その名は遠藤光男。1966年(昭和41年)、24歳の時にボディ・ビル・ミスター日本となり、世界大会に出場。ドーピング三昧の海外選手を向こうに回して優秀な成績を残し、翌年、ジムを開設。日本における筋力トレーニング指導の第一人者としての地位を確立していくなかで、作家・三島由紀夫らとも親交を持ったほか、相撲界とも関わりが深く、千代の富士、白鵬を始め7横綱を指導。国際プロレスのリングではレフェリーとしても活躍し、数々のレスラーにもトレーニング法を伝授した。76歳となった現在も、レジェンドとしてリスペクトを浴び続けている遠藤光男が、2020東京五輪を控えながら、ゴタゴタが続く日本スポーツ界に「物申す!」。今回は、プロレスをめぐって。

第1試合から全力で臨む新日

最近のプロレス界では、新日本プロレス(以下、新日)はすごく頑張っていますね。

昔のプロレスっていうのは、前座試合とメインイベントがあって、前座試合では、あんまり派手な技や戦い方をしなかったんですよ。何試合か進んで行く中で徐々に盛り上げながら、メインイベントのときに一番派手な試合をやるんですね。難しい技を使ったりして。そうすることによって見てる人たちがだんだん興奮してくる。そういう流れだったんですね。

今は新日なんか、第1試合からすごい試合してますからね。自分の持ち味を全部発揮して試合に臨んでいる。テレビでは、今、新日しかやってないですが、たまに私も見るんですけども、かなりすごい、いい試合をしてますよね。

猪木さんは体育館内を走り回っていた!?

プロレスラーは、試合はもちろん大事なんですが、試合よりも普段の練習がとても大変なんですよ。あれだけの試合をできるっていうことは、あの何倍もマットで練習してるわけですよ。場合によっては練習中に、一歩間違えば頸椎を折ったりとかするわけだし、廃人になっちゃう選手だっているわけですよ。そのぐらいハードなんでね。

とにかく彼らは、そういう意味では命張ってやってるわけですよ。

そういう事故の起きないように、日々、トレーニングで訓練してやってるわけですから。それはもう、どんな試合でも一生懸命やってますから。やっぱりタイミングとか連携っていうのがとても大事なんで、体力、能力、連携がなければ、あれだけ大技こなしたりできませんからね。そういう意味では、とっても素晴らしい練習をしているのが分かります。人に言われようが言われまいが、自分から進んでやりますから。

たまに佐山聡さん(編注;覆面レスラー、タイガーマスクとして人気を博した。総合格闘技の元祖とされる団体、シューティングを創設したことでも知られている)の試合にも行くんです。もう全身ばりばり。ぱんぱんに張ってますね。だから、トレーニングは、かなりしてますね。藤波辰爾さんも、まだすごい体してますよ。

新日は、まだ猪木さんが現役でやってた頃は、よく選手は走ってたんですよね。体育館の中を。猪木さんがよく走るんで。

動きを良くするために、やっぱり走り回るのが一番いい。体育館の中を、客が入る前の3時間ぐらいは自分たちの練習場にして、走ったりマット使ったりして鍛えてましたから。今もやってるでしょうね。昔はよく試合場となる体育館の控室まで、バーベルとかダンベルを運んで行って、試合前に結構みんなやってましたね。

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最終更新:1/9(水) 18:07
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