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金崎、安部、永井… 実力者達が合宿打ち上げ、最終日のキーワード「15秒」とは?

1/10(木) 20:03配信

THE ANSWER

金崎、安部ら複数クラブから集まった選手が八丈島合宿を打ち上げ

 サッカー日本代表がアジアカップ開幕戦となる1次リーグ初戦トルクメニスタン戦で3-2で逆転勝利を収めた9日、八丈島では代表経験者らが地獄の自主トレを打ち上げた。

【動画】5クラブから続々と実力者が…! 久保、中井も取り組んだ、木場氏が実際に行っているトレーニングの実践法

 昨年度のベストヤングプレーヤー賞を受賞したFW安部裕葵(鹿島)、DF宮原和也(名古屋)、MF野津田岳人(広島)、さらにはFW金崎夢生(鳥栖)、FW永井謙佑(F東京)という日本代表経験者が集結していた。2泊3日のトレーニングで、目前に迫ったクラブのキャンプインに向けた最高の準備を済ませた実力者たちだが、最終日のメニューには大事な数字が存在した。

「仕上げのキーワードは15秒です」

 こう語ったのは八丈島自主トレを主宰するプロトレーナーの木場克己氏だった。体幹、体軸、バランスを強化する「Koba式体幹・バランストレーニング」の開発者で、競泳のリオデジャネイロ五輪代表・池江璃花子(ルネサンス亀戸)らトップアスリートを指導。日本郵政女子陸上部もアドバイザーとして指導し、16年に創部3年目で全日本実業団女子対抗駅伝(クイーンズ駅伝)優勝に導いたスペシャリストだ。

「合宿の最後にアジリティを高める4種類のメニューを持ってきました。2セットをフルパワーでこなしてもらいましたが、時間はそれぞれ15秒。この数字に大きな意味があるのです」

 正方形に並べたコーンの周りを前後左右にダッシュ、特性ゴムチューブとウォーターバッグを持ちながらのサイドステップ、狭いスペースでのボールタッチなど、いずれも敏捷性を高めるメニューだ。

敏腕トレーナーが語る「15秒」の重要性とは

 狭いスペースで大粒の汗をかく選手たち。公式戦で対戦するライバルのトレーニングをすぐ隣で目の当たりにすることで、目に見えない緊張感や刺激も生まれる。

「個人的な経験ではキレを出すために最高のトレーニング時間は15秒。30秒では体の使い方も崩れ、俊敏性だけでなく、持久力にもかかってきてしまいます。ダッシュ、ストップでもブレさせない。15秒間でフルパワーを出し切ることを、今回のトレーニングでは重要視しました」

 最終日にクールダウン代わりに地元の中高生とゲーム形式の練習を行ったが、安倍は圧倒的なドリブルの切れを示していた。体を苛め抜いた合宿最終日とは思えないほどの俊敏さだった。

 木場氏は「合宿2日目までは坂道でのトレー二ングで臀部とハムストリング、体幹に負荷をかけた。そして、体幹の基本の重要性を再確認した後、アジリティのメニューに移行することで、オフで寝ていた筋肉を呼び起こした。安倍選手は疲れていてもキレが出ていると話していました。選手も今回の自主トレでカラダの目覚めを実感したと思いますよ」と太鼓判を押した。

 寒風吹きすさぶ中、あまりにストイックな自主トレで一気に仕上げた。万全の準備を整えてキャンプインする「チーム木場」。今季の躍進に大いに期待したい。

THE ANSWER編集部

最終更新:1/11(金) 10:25
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