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就活現場で「女子の顔採用」は実際にあるのか

1/10(木) 8:00配信

東洋経済オンライン

 あと数週間もすれば、大学は春季休暇に入ります。就職活動は一気に本格化するでしょう。スタート直前のこの時期は、不安ばかりが大きくなりがちです。なかでも女子学生の就職活動に関しては、女性ならではの疑問や不安も多いように思われます。

 そうした不安が少しでも払拭されるよう、女子学生から寄せられる質問や悩みの中から代表的なものを5つ選び、アドバイス形式でまとめました。なお、性には多様性があります。今回は身体と性自認とも女性の学生を対象にしていることをご承知おきください。

■髪型や化粧、表情のほうが影響が大きい

女子就活生の悩み1 顔採用って本当にある? 
 「ない」とは言えません。ただ、あなたが考えているような“顔採用”ではありません。つまり、顔の造形美を評価する採用ではないということです。

 “顔”は、人が人を見るとき、最初に目がいく部分です。面接で自己PRをするより先に、顔があなた自身を語り出してしまいます。

 顔が発するメッセージは、造形の美しさよりも「髪型」「お化粧」「表情」の影響が大きいでしょう。そんな表面的なことで、あなたという人間を決めつけることはできませんが、自らの意思でコントロールできるパーツ(髪型、お化粧、表情)だからこそ、「どう見られたいのか」という思考が表れることも確かです。顔が発している情報は、多少なりともあなた自身を反映しているし、評価に影響を与えているといえるでしょう。

 私なりのアドバイスを2つお伝えします。

 髪型とお化粧は「清潔感」を意識するとよいでしょう。就活対策本にあるような“型”にはまりきった「The! 清潔感」でなくて大丈夫です。あなたの目から見て「清潔感」を感じる先輩社会人や就活女子をまねするところから始めてみてください。

 表情で意識してほしいのは「笑顔」です。ある学生から「面白くもないのに笑えない」と言われたことがありますが、必要なのは「laugh(笑う)」ではなく「smile(笑顔)」です。口角を少し上げた状態が人前でのニュートラルな表情というイメージで、意図的に表情筋を使ってください。これは性別に関係なく感じるのですが、表情の変化が少なく、感情が読み取りにくい学生が目立ちます。無表情は相手を不安にさせ、コミュニケーションの阻害要因となります。相手を安心させるためにも、笑顔(口角を上げる)を意識するとよいでしょう。

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