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【背番号物語2019】「#4」初の永久欠番には“後継者”が続々

1/11(金) 11:02配信

週刊ベースボールONLINE

背番号は、ある選手が引退しても、またある選手に受け継がれていく。2019年も新たな後継者が誕生した。その歴史を週刊ベースボールONLINEで振り返っていく。

激しい新陳代謝

 2019年は日本ハム、DeNA、西武で新たに「4」の選手が誕生した。日本ハムの谷口雄也は「64」からの変更で、他2人は新人だ。18年にも3選手が「4」の系譜に加わっていて、ここ数年の新陳代謝は激しい。

 日本プロ野球で初めて永久欠番となったのが、この「4」だ。巨人の黒沢俊夫が1947年のシーズン中に急死したことで、44年に戦死した沢村栄治の「14」とともに永久欠番となったものだが、実は、世界初の永久欠番も「4」。メジャーで本格的に背番号が採用された1929年から、ルー・ゲーリッグ(ヤンキース)が病魔で引退を余儀なくされるまで背負い続けたのが「4」で、日本では“死”と音が通じることから忌み数とされ、特に1リーグ時代は欠番が多く、その後も米国から来日した外国人選手に与えられることが多かったが、彼らにしてみれば忌み数どころかレジェンドの背番号だ。

 ゲーリッグの志を継承するように異国の地で活躍した選手が多い。近年はシーズン本塁打記録を更新したバレンティンの印象が強いが、ヤクルトと近鉄を初優勝に導いたマニエル、阪急黄金時代のマルカーノや、中日で長く活躍したマーチン、モッカ、ゴメスの3選手もVの使者となった。

【12球団・主な歴代「4」】
巨人 永沢富士雄、黒沢俊夫★

阪神 駒田桂二、バッキー、川藤幸三、キーオ、熊谷敬宥☆

中日 大沢清、杉山悟、マーチン、モッカ、藤井淳志☆

オリックス バルボン、阪本敏三、マルカーノ、水谷実雄、福田周平☆

ソフトバンク ハドリ、ジョーンズ、森脇浩司、柳田聖人、川島慶三☆

日本ハム 飯島滋弥、五十嵐信一、奈良原浩、飯山裕志、谷口雄也☆(2019年~)

ロッテ 沼沢康一郎、柳田利夫、ディアズ、酒井忠晴、藤岡裕大☆

DeNA ボイヤー、吉本博、横谷彰将、荒波翔、伊藤裕季也☆(2019年~)

西武 基満男、片平晋作、笘篠誠治、高木浩之、山野辺翔☆(2019年~)

広島 小坂佳隆、水谷実雄、正田耕三、尾形佳紀、小窪哲也☆

ヤクルト 佐竹一雄、マニエル、笘篠賢治、度会博文、バレンティン☆

楽天 高須洋介、後藤光尊、岡島豪郎
(☆は2019年、★は永久欠番)

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最終更新:1/11(金) 11:02
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