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サザエさん 新年初回「25年連続チョキ」を制作Pに訊いた

1/11(金) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 今年放送50周年を迎える国民的アニメ『サザエさん』。新年早々、一家は8472億分の1の“奇跡”を起こしてみせた。

 1月6日の新年初回放送のラスト、次回予告後に行なわれる定番のじゃんけんコーナーで、サザエが出した手は「チョキ」。これにネット上では〈なんてことだ!〉と、驚きの書き込みが相次いだ。

 じゃんけんが開始された1991年秋より四半世紀以上にわたり研究を続ける有志団体「サザエさんじゃんけん研究所」が語る。

「新年初回放送のじゃんけんでは、これまで24年連続でチョキが出ており、今年もチョキなら25年連続、もし違う手なら四半世紀ぶりという大事件でファンは6日の放送を固唾を呑んで見守っていたのです。結果は今年もチョキ。もし本当に偶然なら単純計算で3分の1の25乗、約8472億分の1の奇跡です」

 何かの“意図”があるのではないか──ネット上ではそんな声も巻き起こったが、これについて、『生き抜くための高校数学』の著者で、じゃんけんを研究している芳沢光雄・桜美林大学教授はこう語る。

「統計上ではグーを出す人が一番多く、チョキを出す人が最も少ない。つまり、サザエさんがチョキを出せば視聴者が勝つケースが増える。新年最初は気持ち良く番組を見終えてほしいという、製作側の計らいかもしれません」

 フジテレビ局内でも話題で、「あのチョキは平和への“ピース”の意味を込めている」と、別の意図を推し量る局員もいた。

 この件についてフジテレビは「制作の詳細は回答を控えさせて頂きます」(広報宣伝室)との回答だったが、制作会社のプロデューサーは「『どうやってじゃんけんの手を決めているか』を答えると夢を壊すことになってしまいますので」と前置きした上で、こう語った。

「じゃんけんの手はサザエさんに任せていますので。たぶんサザエさんの気まぐれでそうなっているんじゃないかと思います(笑い)」

 新しい元号で迎える来年の“気まぐれ”はどうなるか。

※週刊ポスト2019年1月18・25日号

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