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企業説明会「机にペットボトル」で話を聞く学生は落とす! 人事が見ているマナー

1/11(金) 11:34配信

日経カレッジカフェ

後ろから座る→気弱でコミュニケーションできない

大学の講義で前から座っていく、これをできる学生はそうそういません。まあ、よほどの少人数講義・ゼミでは嫌でも後ろに座りようがないので、それは別として。大人数講義だと、後ろから席が埋まっていき、前がぽっかり空く、というのは大学ではよくある話です。

ところが、これを企業説明会などでやるとどうなるでしょうか。「早く来てくれても後ろから座られるとちょっと違和感を覚えます」とは、教育系企業の採用担当者。「うちの説明会はそこそこの人数が来ます。なので前から詰めて座ってくれないと、始まる間際に遅れてきた学生をどこに座らせるか、面倒になる。そこで『最前列から詰めていってくださいね~』と案内するのですが、それでも真ん中程度に座ろうとする学生もいます。学生に悪気がなくても、よほど気弱でコミュニケーションをしたくないのか、と考えてしまいます」

終わった後にすぐ帰る→質問の機会を逃す

説明会や合同説明会イベントなどでは、質問の時間が設けられています。そこで質問する学生は質問していきます。そこで質問できなかったとしてもそれは別に構いません。ただ、説明会やイベントなどを取材(あるいは参加)していてもったいないと思うのは、終了後にすぐ帰ってしまう学生の多さです。

学生からすれば、決められた予定が終われば次の予定に、という思いなのでしょう。中にはアルバイトや次の説明会などすでに予定が入っている学生もいるでしょう。とは言え、大半の学生はそんなに慌てて出て行かなくても余裕があるはず。それなのにすぐ帰ってしまうのはちょっともったいなさを感じます。

今年、私は就活取材の最初が岡山で開催された食品業界イベント「お菓子な採展」(就実大学で開催)です。カバヤ食品、オハヨー乳業、林原や地元・岡山の和菓子メーカーである廣榮堂、竹久夢二本舗敷島堂など12社が参加。学生も約110人参加で盛り上がりました。

ところがこちらも最後はすぐ帰ろうとする学生が続出。私はこのイベントに相談ブースを出しており、そこに来ていた学生に、「もう帰るの?」と聞くと「ええ」との返事。しかし、その前に希望企業の話を聞きたかった、と愚痴っていたはず。「この会場は17時30分に完全撤収です、とアナウンスしていたよね? ということは今、16時40分だから、50分は君ら、好きに質問できるんだよ」と話したところ、「え?大丈夫なんですか?」と驚いていました。

空いた時間にどこまで質問するか、これは空気を読む必要があります。例えば説明会を複数回実施する合同説明会の場合、どうでしょうか。説明会が終わって10分程度ですぐ説明会がまた始まる(しかも同じ担当者)ときに長く質問するのは、採用担当者にとっては負担です。あるいは、私が参加した食品業界イベントの場合、17時30分に完全撤収であればどうでしょうか。その時間間際まで質問をしているのも、採用担当者にとっては負担です。

が、逆に言えば、複数の担当者がいて質問できそう、あるいは空いていそう、ということであればどんどん質問できるはず。そうした機会を逃してしまうのは、就活生にとってもったいない話、と考えます。

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