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【春高バレー】トップリーグ経験監督が躍進! 2002世界選手権代表の山口誠監督率いる清風は準決勝へ

1/11(金) 19:10配信

バレーボールNEXt

1月5日に幕を開けた全日本バレーボール高校選手権大会(春高バレー/東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)は男女ベスト4が出揃い、12日(土)に準決勝が行われる。
今大会は選手として、スタッフとしてVリーグ(日本リーグ時代も含む)を経験している監督が数多く出場しており、その1つである男子の清風(大阪)は全員で攻撃、フォローするバレーを徹底して準決勝に駒を進めた。

努力することの大切さを教える時に説得力はあると思う

 清風の山口誠監督(42歳)は筑波大を経て東レアローズに入団。セッターとして活躍し、2002年世界選手権に全日本選手として出場している。10年前に母校・清風高校で教職に就き、バレーボール部の指導に取り組んできた。選手時代の経験は指導の役に立っているのだろうか。聞くと「生徒自身に(上手くなりたい、強くなりたいという)気持ちがないとできない時代。才能に恵まれたわけではない自分が努力してそこ(全日本)までいけたので、子どもたちに努力することの大切さを話す時に説得力はあると思う」と話した。

 アベック出場を果たし、男子はベスト16、女子はベスト8と健闘した福井工大福井は、男子の西田靖宏監督(43歳)が元全日本選手。女子の鈴木定監督(61歳)は長年トップリーグで指導をしてきた経験の持ち主だ。女子3回戦で葛和伸元監督率いる日本航空と対戦する姿は、往年のVリーグを思い起こさせた。鈴木監督は「長い間、大人を指導してきたので、選手の自主性を重んじる指導が染みついている。休みをしっかりとり、オンオフのメリハリをつけるという考え方も変わらない」という。

 トップリーグを知る監督たちが、それぞれの知見と情熱を持って高校生の指導に当たることが、バレーボール界の底上げやバレーボールを通じての人づくりにつながることを期待したい。

今大会に出場した、主なトップリーグ経験監督

《男子》(勤務先/履歴/主な活動)
・大塚正則監督(石川県工高校/日体大/元東芝京浜コーチ、元全日本女子ジュニアコーチ)
・月岡裕二監督(日本航空高校/明治大→サントリー)
・宇佐美大輔監督(雄物川高校/東海大→NEC→パナソニック/2007年ワールドカップ、2008年北京オリンピック代表)
・本多洋監督(崇徳高校/東海大→JT/現全日本男子ユース監督)
・西田靖宏監督(福井工大福井高校/筑波大→NTT西日本→サントリー/2003年全日本代表)
・北川祐介監督(愛工大名電高校/亜細亜大学→パナソニック→豊田合成/2002年全日本代表)
・山口誠監督(清風高校/筑波大→東レ/2002世界選手権代表)
・朝長孝介監督(大村工業高校/筑波大→豊田合成→堺/2006年世界選手権、2007年ワールドカップ、2008年北京オリンピック代表、現全日本男子ユースコーチ)
・高橋昇禎監督(一関修紅高校/亜細亜大→東レ)
・梅川大介監督(駿台学園高校/大東文化大/元NEC女子コーチ)

《女子》
・鈴木定監督(福井工大福井高校/東海大/元イトーヨーカドー監督・元全日本ジュニア監督)
・葛和伸元監督(日本航空高校/法政大→NEC/元NEC女子監督・元全日本監督)
・小坂慎吾監督(金沢商業高校/日体大→サントリー/元武富士コーチ)
・成田貴志監督(鎮西高校/東海大→富士フイルム→堺/1992年バルセロナオリンピック、1994年、1998年世界選手権、1991年ワールドカップ代表)
・花野裕祥監督(大成女子高校/筑波大→富士フイルム→ドイツ・ノリコ・マザイク→サントリー→ドイツ・ノリコ・マザイク→豊田合成/2005年全日本代表)
・西畑美希監督(就実高校/就実高→ユニチカ→パイオニア)
・田渕正美監督(誠英高校/日体大/元全日本女子アシスタントコーチ、元全日本女子ジュニアコーチ、元日立コーチ)

金子裕美

最終更新:1/12(土) 23:48
バレーボールNEXt

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