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貫地谷しほり 大好きなモノだけに囲まれて暮らしたい

1/12(土) 10:12配信

NIKKEI STYLE

2007年のNHK連続テレビ小説『ちりとてちん』で、ヒロイン喜代美を演じた以降も、若手実力派女優として活躍する貫地谷しほりさん。最新作の映画『この道』で演じたのは、明治、大正、昭和を駆け抜けた詩人・北原白秋の妻、菊子。才能にあふれる文化人でありながら、どこか頼りない夫を優しく見守り支える菊子を、持ち前の透明感と柔らかな存在感で演じた。和服姿の古き良き日本女性が似合う印象が強い貫地谷さんだが、意外にも最新家電は日ごろからチェックしているという。ここ最近のヒットアイテムは「床拭きロボット ブラーバ」(アイロボット)だと瞳を輝かせる。

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■「ブラーバ」はピラティスの先生のお薦め

「ブラーバ」はいつも通っているピラティスの先生が「いいわよ」と薦めてくださって、1年ほど前に購入しました。ぬれ拭きとから拭きを選べるのもいいですし、音がうるさくないんです。キュッキュッと動いている姿もかわいくて。アロマを垂らすと床がいい香りになるので気分もリラックスでき、とても気に入っています。

購入したのは家電量販店のヨドバシカメラです。ポイントカードを持っていることもあって、店頭にもよく行きますね(笑)。掃除用品は日々進化しているので、最新の情報を店頭で仕入れたり、ネットで調べたりします。今、探しているのはコードレスで紙パック式の掃除機。サイクロン式を使ってるんですが、ごみ捨ての際に手が汚れるのがどうも納得いかなくて(笑)。ちょうどいい紙パック式掃除機が出ないかなと思ってるところです。

ほかには、音楽が好きでよく聴くのですが、利用しているのはiPhoneです。アップルの製品は好きで、iPhoneは最新機種が出ると買い替えています。ただ、付属のイヤホンはデザインがあまり私好みのものがなくて、「BANG & OLUFSEN」のイヤホンを愛用しています。全ての「モノ」にいえるんですが、「自分好みのかわいいものしか持ちたくない」が私のモットーです。

今回、私が演じた菊子も、常に音楽に囲まれていました。北原白秋は詩人であり、童謡をたくさん手がけた方。『この道』という作品に出合うまでは、教科書に載っている立派な人というイメージでした。ですが、大森南朋さん演じる白秋はとても人間味にあふれていて、愛らしく憎めないキャラクター。確かに、白秋は女ったらしで困ったところもありますが、心が動いたら自分に嘘がつけない人だったのかなと。それって、とても大事なことだと思います。

今は、勝手に自分で自分に規制をかけたり、縛ってしまったりする人が多く、そうしていくとどんどん選択肢が狭まってしまう気がします。みんながみんな、白秋さんみたいに自由でも困るとは思うのですが、10代、20代の若い方は特に自分の枠を飛び出してほしいなと思いますね。


私自身も日ごろから、芝居で制限をかけたくないと思っています。演じていて、「これはやっちゃいけない」と自分で制限をかけそうになることもありますが、そうするとどんどん芝居が小さくなってつまらなくなる。たとえば、おもむろに大きな声を出してみると、意外に今までとは違うところに行けたりするんですよね。

演じるときに大切にしているのは、「置かれた状況にどのような気持ちでいられるか」。どんなに技術が進んでも、役者は自分自身しか表現するすべがありません。自分が嘘泣きしていると感じながらただ涙を流していたら、それは見る側に確実に伝わります。心から泣けるよう、その場に居ることを大事にしたいですね。

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最終更新:1/12(土) 12:15
NIKKEI STYLE

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