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インフル、検査陰性でも油断禁物 症状あればマスクを

1/12(土) 10:12配信

NIKKEI STYLE

気になる感染症について、がん・感染症センター都立駒込病院感染症科部長の今村顕史さんに聞く本連載。今回は流行期を迎えている「インフルエンザ」を取り上げる。インフルエンザは例年、1月末から2月上旬に流行のピークがあり、年末年始の休み明けごろから感染者が急増していく。すでに感染したという人でも、再び感染するリスクはある。流行最盛期に備えて、今あらためて知っておきたいことを伺った。実は検査で陰性であっても感染している場合があるという。

【ココがポイント!】●インフルエンザは推計で年間1000万人が発症、1万人が亡くなっている●高齢者や子どもは重症化しやすいので、特に予防が重要●インフルエンザワクチンは重症化を防ぐもの。接種しても感染しないわけではない●予防にはワクチンのほか、手洗い、マスクの着用が有効。特にマスクは、感染者や感染が疑われる人がつけると感染拡大の防止に効果的●検査で「陰性」でも感染している場合もあるので、症状から強くインフルエンザを疑うときはマスクや手洗いで感染を広めない対策を●治癒証明や陰性証明は望ましくない。インフルエンザと診断されたり、その疑いがあったりするときは、しっかり休める環境づくりが必要

■年間1000万人が発症、関連死亡者は1万人

――インフルエンザが流行期を迎えています。

そうですね。東京都の第52週(2018年12月24日~30日)のインフルエンザ患者報告数も「流行注意報基準」[注1]を超えるなど、流行が広がりつつあります。地域にもよりますが、全国的に流行がピークを迎えるのは例年これからです。年末年始休暇で人の移動があったあとの今ごろは感染者が急増してくる時期なので、一人ひとりが感染しない、感染を広げないための対策を行うことが大切です。

――インフルエンザに感染する人は、毎年どのくらいいるのでしょう。また、インフルエンザが重症化するなどして死に至るケースはどの程度ありますか。

インフルエンザの感染者数はその年によっても違ってきますが、推計で1000万人程度とされています。インフルエンザに関連する年間の死亡者数は、やはり推計で1万人程度です。多くの人は自然に治りますが、決して侮ってはいけない病気です。

代表的な死亡原因は、インフルエンザによる肺炎と二次的に起こる細菌性の肺炎、インフルエンザ脳症など。肺炎は高齢者に、脳症は小さな子どもに多く見られます。ですから、重症化しやすい高齢者や子どもは特に、感染しないための予防策が重要になります。

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最終更新:1/12(土) 12:15
NIKKEI STYLE

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