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実力車だったのになぜ放置? 今こそ変わるべき日産車 5選

1/12(土) 9:00配信

ベストカーWeb

 2018年11月26日に日産の西川廣人社長は、カルロス・ゴーン元会長の逮捕を受け、日産の従業員に事情説明を行った。このなかで西川社長は「日本市場へ十分な投資をできなかったのは、意思決定のゆがみによるものだから、今後は正していきたい」という趣旨のコメントをした。

 ゴーン氏にその責任があるかはさておき、自動車メディアの視点から“車”に焦点を絞って見ると、特に日本で売っている日産車は人気・商品力の高い車種が近年減少している。販売の大半はノートとセレナ、三菱と共同開発した軽自動車が占めるという寂しい状況だ。

 ただし、日産車のラインナップを見ると、現在は販売が低調な車種でも、発売当時は人気や実力が高かったモデルが少なくない。ジュークなどは正しくその筆頭例といえる。

 そこで、本稿ではテコ入れを図れば売れ行きを伸ばせそうな日産車とその対策をあわせて解説。「日本市場への十分な投資」が、これらの車種になされるかどうか。“新たな日産”に期待したい。

ジューク/2010年登場

 ジュークは2010年に発売されたコンパクトSUVだ。当時は今ほどSUV市場が盛り上がっていなかったが、ジュークは新鮮味のあるデザイン、コンパクトなボディによる運転のしやすさ、求めやすい価格などによって人気車になった。

 その後も改良は積極的に行われ、緊急自動ブレーキも装着している。今の登録台数は1か月平均で300~400台だが、さらに改良を加えて宣伝すれば、売れ行きを伸ばすことも可能だろう。

 最も効果的なのはe-POWERの投入だ。ノートはもともと売れ筋のコンパクトカーではあったが、e-POWERの投入で売れ行きを従来の2倍以上に増やした。セレナもe-POWERの設定で販売ランキングの上位に入ったから、ジュークにも拡販効果が期待される。

 バリエーションも見直す。スポーティな「NISMO」はすでに用意しているから、オフロード指向を強めたクロスカントリー的なグレードを加えたい。最近はジムニーが人気を得るなど、SUVの原点回帰的な車種が注目されている。

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最終更新:1/12(土) 9:00
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