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<孤独死>葬儀現場の悲痛 遺族が遺骨の受け取り拒否「あとはやっといて」

1/12(土) 21:00配信

週刊女性PRIME

 近年、増加の一途をたどる孤独死。凄惨な孤独死現場はネットニュースなどの記事で広く知られるところとなったが、その後の故人の弔い、つまり葬儀はどのように執り行われているのだろうか?

【写真】SSSネットワークの「女性のための共同墓」、追悼会の様子

 名古屋市を中心に、関東、中部、関西地方で葬祭事業とフランチャイズ事業を展開する株式会社ティアの執行役員で、関東事業部・事業部長の近藤恭司さんは葬儀業界に携わって13年。これまで孤独死の現場に数々立ち会ってきた。

“嫌われても、しつこく電話しておけばよかった”

 自宅で孤独死が発見されると、警察による検視・検案が行われる。そのとき遺族への連絡が行われ、現場に葬儀社が呼ばれて遺体を引き取るケースもあるという。そこで近藤さんが目にしたのは、変わり果てた遺体と遺族の嘆きだ。

「孤独死というとお年寄りのイメージがありますが、現場で感じるのは、意外と若い人の孤独死、特に自死が多いということです。例えば20代前半の男性は都内の自宅で首をつって亡くなられていたのですが、死後だいぶ時間が経過してから発見されましたので、皮膚がただれて身体が黄色く変色していて、ご遺体の状態はひどかったです。

 地元の九州から駆けつけたご両親は、息子から連絡はなかったけれど元気にやっている証拠だと思っていたとショックを受けられていました。“悩んでいると知っていれば、すぐに飛んで来たのに。嫌われても、しつこく電話しておけばよかった”と、お母様がとても悔やんでらっしゃったのが忘れられません。そのご両親は都内で火葬のみ行い、九州に帰ってから身内だけで葬儀をしますと言っていました。

 病気を患って自宅の玄関で倒れてそのまま亡くなられた50代男性の場合は、アパートの郵便受けの小さな窓から異臭が発生したことで発見されました。私が部屋に入ると壁に幼い男の子との写真がたくさん飾ってあって、結婚されているのかなと思ったのですが、実際はお子さんが小さい頃に離婚されたそうです。写真を見て昔を懐かしんでいたのかもしれません。ご遺体を引き取りに来られた息子さんが、“父とは何年も連絡をとってなかったので”というお話をしていたのは感慨深かったです」(近藤さん)

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最終更新:1/12(土) 21:00
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