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知ってた? がんの治療費を「医者」だけに聞いてはいけないワケ

1/12(土) 10:00配信

現代ビジネス

通院費、抗がん剤費、ホルモン治療費、入院費…

 がんになれば、多くの人が高額な医療費がかかると考えている。

 がんにかかる費用について、目安は100万円とお伝えしているが、がんの種類や進行度によって、実際にはケースバイケース。これ以上かかった人もいれば、そうでない人もいる。

 ただ、いずれの場合であっても、どれくらい費用がかかるのか、あらかじめ知っておきたいと願う患者は多い。

 A子さん(50代)は、3ヵ月前に乳がんと診断された。ステージはⅢa期。自覚症状はまったくなかったが、たまたま受けた自治体のがん検診で見つかった。

 当初は、非常にショックを受けていたA子さんだったが、そうそう悲しんでばかりもいられない。夫と中学生と高校生の2人の子どものために前向きに治療に専念しようと、パートも辞めた。

 主治医から説明された治療方針によると、手術の前に半年間、抗がん剤治療を行い、がんを小さくしてから乳房を全摘。その後、放射線治療と抗がん剤治療、ホルモン療法を行わなければいけないという。

 今は、術前の抗がん剤治療中で、吐き気やのぼせ、手足の痺れなどの副作用にも少しずつ慣れてきたような気がする。

 しかし、それ以上にA子さんにとって気になっているのが、医療費のことだ。

 乳がんと診断確定されるまでに2ヶ月ほどかかったが、周囲の勧めで、大学病院でのセカンドオピニオン(3万円)も受けた。通院のための交通費も含めて、治療費として約15万円を支払っている。

 診断確定後の抗がん剤治療の費用は、この3ヶ月だけで約12万円。4ヶ月目からハーセプチン(トラスツズマブ)という分子標的治療薬を使用するため、健康保険が適用になるが、今よりももっとお金がかかるらしい。

 さらに、これが終われば、乳房全摘手術のため、2週間ほど入院しなければならない。その後の抗がん剤治療は1年間、ホルモン治療は5年間かかる。

 まだまだ続く治療期間の長さと、どれだけ費用がかかるのかを考えると、病気のこと以上に経済的な負担がA子さんの気持ちを重くしていた。

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最終更新:1/12(土) 10:00
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