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2019年大予想! 今年はマツダと“ビックリ顔”の年になる!? 小沢コージのビューティフルカー

1/12(土) 7:00配信

日経トレンディネット

今年もやります、小沢コージの新年大予想! 2019年は、とうとう三菱自動車まで参戦のミニバン“ビックリ顔”戦国時代。マツダの魂動デザインの第2段階や10月に始まる新自動車税についても解説します。

【関連画像】ビックリ顔のミニバンといえばトヨタのこの兄弟車

●【コンセプト】消費増税は恐いがそれでも前を向くべし!

 年始に新春恒例の箱根駅伝で王者青山学院大学が優勝を逃すというまさかの番狂わせ!? をいきなり楽しむことができた2019年。我が自動車業界もぜひ楽しませていただきたいところですが、嫌なハナシからチラっと始めますと根本的な問題として外せないのはやはり、今年10月に始まる新消費税でしょう。

 詳しくはまとめでも書きますがざっくり言うと、自動車購入時にも8%から10%に上がるわけで果たしてどれだけ販売に影響するのか? 

 基本小沢は増税されて景気が良くなったなんてハナシを聞いたことがありません。そもそも今も続く国内販売低迷も1989年の消費税導入がきっかけという説が濃厚で、税率引き上げにはあくまでも反対の立場を取りたいですが奇跡的に消費税延期3回目があったりしたらおもしろいかもしれません。

  っていうかそれが起こり得るのは、内閣総理大臣いわく「万が一のリーマン・ショック級の不景気」が来た場合なので、いずれにせよツラいわけですけどね。

 とはいえ悲しんでばかりもいられないので明るい話題からGO! ますます“イキスギくん”になりつつある“ビックリ顔”ミニバンのハナシからです。

【大予想その1】ニッポンをますますビックリ顔がかっ歩する!?

 前回の総括でも書きましたが、2018年、事実上の“高級車ニッポン代表”の座をさらに盤石にしたのはラージミニバンのトヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」です。(参考記事:「2018年小沢が気になったクルマベスト5」)

 走りの上質化以上に戦国時代を思い起こさせる甲ちゅうデザインがウケたのは間違いないところで、トヨタのミニバン開発者、水澗英紀エンジニアにしても以前「ミニバンは顔が8割」という名ゼリフを残しています。

 もはやこの路線は止めようがないな……と思った昨年末。ついに出た驚異のビックリ顔ミニバン、マイチェン版三菱「デリカD:5」です。

 初めて見た時はもうあ然としました。ついにコッチの方向に振り切っちゃったのか! オマエはロボット! いやガンダムなのか!! と。これまた最近のミニバンの例に漏れず2タイプの顔があり、なかでもストライプがギンギンに効いた「URBAN GEAR」なんか、どうでしょう? いや、唐草模様にも見えるノーマルのほうがかえってアクは強いのか。いずれにしろ左右両サイドの縦型LEDヘッドライトが衝撃的です。

 しかし振り返ると、ヴェルファイアにしろ甲ちゅうというよりSFテイストでした。三菱は思い切ってそちら側に振り切ったと考えられなくもありません。

 正直、両刃の剣的デザインで心底カッコいいと思えるかは街中で見るまでわかりませんが、このアゲアゲ傾向は他社も追従。

 そのほか1月に入って最量販ハコ型ミニバン、トヨタ「ヴォクシー」「ノア」「エスクァイア」が一部改良。待望のハイテク安全機能「トヨタセーフティセンス」が入っただけでなく、ハデ系メッキマスクをまとった特別仕様車が登場。ビックリ顔は完全にミニバンが成功するためのマスト要件となりつつあります。

 同様に軽スーパーハイトワゴンも相変わらずホンダ「N-BOX」が一番人気ですが、スズキ「スペーシア」もすごい勢いで追っています。それはライバル以上にメッキ面積の多い「スペーシア カスタム」がウケているから。ミニバン系は大きいのも小さいのも“顔が命”なのです。

 さらに今年3年ぶりに日本に戻って来るビッグネームSUV、トヨタ「RAV4」も結構なビックリ顔。今度米国試乗記をリポートしますが、トヨタは現行「カムリ」からして、クチを「イーッ」と横に広げたようなワイルド顔で、この路線をSUV化したイメージ。

 この手のインパクトデザインには中毒性があります。よりすごいの! 派手なもの! を求めてエスカレートしていくのです。この流れは行き着くところまで行かないと終わらないかもしれません。

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