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巨人から楽天へ移籍した橋本到が抱くポジティブな思い

1/13(日) 11:03配信

週刊ベースボールONLINE

 プロ11年目を迎える橋本到が楽天生命パークの室内練習場で汗を流している。

「新人の子たちと同じ心境かなと思いますけどね。10年やって、ちょうど節目というか。11年目としてまた新たな気持ちです」

 2009年に仙台育英高からドラフト4位で巨人に入団。14年には103試合に出場するなどアピールしたが一軍定着とはならず、昨季はケガの影響もあり6年ぶりの一軍出場なしに終わった。

「左(ふくらはぎ)を痛めて右を痛めての繰り返しで……。2カ月ほどキツいリハビリをやって『さあいくぞ』ってときにまたゼロからになってしまう。5回くらい心が折れました(苦笑)」

 ちょうど1年前の自主トレ期間中に痛めたが、まさかこれほど長引くとは思わなかったという。悔しいシーズンを終えた11月2日、金銭トレードによる楽天入りが伝えられた。「ポジティブな思いしかなかったですね。それが特に(地元である)楽天っていうのもあるかもしれないですけど。環境を変えるというのがひとつの手ではあると思いますし、こうやって地元でプレーできる、みんなも楽しみにしてくれているというのはモチベーションにはなりますよね」と笑顔を見せた。

 リーグも変わり、本当の再スタート。その中で対戦したい投手として挙げたのがソフトバンクのサファテだった。サファテが広島在籍時に対戦したことがあり、「手も足も出なかった。衝撃を受けたピッチャーの一人」と振り返る。だからこそ「年数は経っていますけど、僕自身も10年経って、今どんな感覚なのかなっていうのは楽しみですね」と再び同じリーグで戦うこととなった縁を感じつつ、再戦へ闘志を燃やした。

「チームが変わったことによって僕のイメージというのはここから印象づけられる。まっさらな状態から始められると思うので、そういった意味では楽しみですし、それに向けていいスタートが切れるようにしっかり準備しなきゃいけないなと思います」

 笑顔で汗をぬぐった橋本が、地元での再スタートに目を輝かせている。

文=阿部ちはる 写真=BBM

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