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松本人志×宮藤官九郎「裸の王様でなにが悪い」【全文公開】――文藝春秋特選記事

1/18(金) 11:00配信 有料

文春オンライン

松本氏

『遺書』から24年──。鬼才・松本人志がくり広げる、言葉の異種格闘技戦! 

(取材・構成=矢部万紀子)

◆◆◆

宮藤 僕が放送作家を始めたのは、ちょうど『(ダウンタウンの)ごっつええ感じ』(1991~97年 フジテレビ系)が終わった年なんですよ。コントも過渡期で、書いていても、なかなか厳しくて。

松本 逆によかったですよ。放送作家はおそらくなくなっていく仕事ですから。うまくシフトされましたよ。

宮藤 そうなんですかね。

松本 テレビ局は今、お金がないから、放送作家の役割をディレクターがほとんどしている。でも放送作家の仕事って、いらないようでいるんです。風俗嬢みたいなもんで(笑)。ちょうどいいとこをうまく、気持ちよくさせて。

宮藤 本番に送り出してくれる(笑)。

松本 そうなんですよ。楽屋でダラダラ話したり、愚痴言ったりで、ちょっとエンジンをあっためる。

宮藤 そうかもしれないですね。

松本 今、その人たちがいないから、いきなり本番。気持ちよくさせてもらってないのに本番なんて(笑)。あれっ、こんな話でよかったんでしたっけ? 

宮藤 僕は会議に出ても「今日も一言も口きけなかった」みたいな放送作家でした。でも今も、コントを作りたいって気持ちあります。

松本 えっ。マジですか。 本文:8,988文字 写真:3枚

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矢部万紀子/文藝春秋 2019年1月号

最終更新:8/25(日) 21:52
文春オンライン

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