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【5分で簡単おつまみレシピ】ハムカツ

1/19(土) 11:41配信

@DIME

『道具』をテーマに1品紹介します。今回作る料理はコチラ。

『ハムカツ』

 赤提灯の居酒屋などでは定番の1品ですが、お肉屋さんの惣菜としてテイクアウトの定番でもあり、子供の頃から慣れ親しんだ懐かしのメニューと言う方も多いのではないでしょうか。昔から変わらないこのハムカツ。気がついたらなんだか食べたくなってしまう時があります。

 そんなハムカツですが、家で作るのは意外と敬遠されがちです。何故かというと、やはり揚げ物だということが大きいかもしれません。揚げ物をするのが面倒くさい、揚げ物の温度管理が難しい。そういう方は多いと思います。

 ただ、今回紹介するハムカツは本当に簡単。調理工程はだいたいの想像が付くと思いますが、揚げ物と言うのは炒め物をするより簡単なんです。だって、油の中に入れるだけで出来上がるんですから。なので、面倒なことは何もなし。使い終わった揚げ油だって、また他の料理に再利用すればいいんですから。

 もう1つの問題の温度管理。料理番組や料理雑誌などには、衣を少し垂らしてその揚がり具合を見るとか、菜箸を入れて細かい泡が出ればそれが適温、などとありますがそれを見極めるのが難しい。火力が強ければ、揚げてる間にもどんどん油温は上昇しますし、材料を入れた瞬間には油温はグンと下がります。とてもじゃないけど、そこまでの見極めは素人には難易度高いです。

 ということで、これを解消するには今回のテーマとなる道具を使いましょう。用意するのはコチラ。揚げ物用温度計です。揚げ油の高温にも耐えれる計測器。ちなみにお値段はホームセンターで1280円程度。盤面はこのようになっています。

 これさえあれば、揚げ油の温度管理はバッチリ。失敗する事はまずないでしょう。この計器を見ながら火力を調整すればいいんです。

 揚げ油の適温は180℃。低温と言われるのが160℃からで、高温となると200℃。この間で揚げ物は調理されます。よっぽどの食材でなければ、180℃を守っておけば、焦げる事も生焼けになることもないでしょう。これで準備は万端。実際に作ってみましょう。

 用意する食材はコチラ!

『ハムカツ』
-材料- 原価
・ロースハム 3パック(278円)
・玉子 1個(15円)
・小麦粉 適量
・パン粉 適量
・ケチャップ 適量
・油 適量
(※1人前あたりの目安293円)

 それでは、5分間のタイムアタックスタート!

【0:00スタート】

1.バットに玉子を割り入れ、溶いておく。同様のサイズのバットや皿に、小麦粉、パン粉も広げておく。

★ポイント

この後、流れ作業のように粉などを付けて行きますので、小麦粉、玉子、パン粉と並べておきましょう。

【0:30経過】

 ハムをパックから出し、1パック分そのまま粉に付けていきます。

★ポイント

今回は厚みを持たせたハムカツにしたいので、数枚重ねたままにします。この厚みはお好みで変えて下さい。1枚だけの薄いサクサクした物にするのもよし、分厚い肉厚のジューシーな物にするのもまたよいと思います。粉を全面に付けたらしっかりとはたき、玉子、パン粉と順に付けていきます。

★ポイント

まず全部に小麦粉をつけた状態にし、その後左手で玉子をつけてパン粉皿に乗せ、右手でパン粉を付けるという風な流れにすると、手が汚れずに無駄も無くスムーズにできるでしょう。それぞれのセクションでは、しっかりつけて、しっかりはたくを守ってムラができないように注意しましょう。

【2:30経過】

2.鍋に油を入れ、温度計を設置し火にかけます。

★ポイント

温度計が鍋にあたらない様に注意しましょう。鍋に接地してしまうと鍋の温度が計測されてしまい、とんでもない温度が表示されてしまいます。油の量は、調理するハムの数にもよりますが、揚がれば良いのでそんなに大量には必要ありません。ハムが油に浮くぐらいの量であれば十分。油の量が少ないほど、温度管理は難しいですが、今回は温度計があるので問題なしですね。

 180℃の適温になれば、ハムカツを揚げて行きます。鍋の大きさに余裕があれば、2~3枚を同時に揚げてもOK。片面上がれば、裏返して裏面も揚げます。

 両面がキツネ色に揚がれば、油からあげ、油をしっかり切ります。

【4:30経過】

【5:00経過】

 これぞ、ハムカツです。旨そうですね~。

 ジャンクフードのような、懐かしい味のような、それでいてビールとの相性も抜群。

結局、どの世代にも人気の逸品です。今回の温度計があれば、誰でも自宅で簡単に出来ますし、失敗の恐れもありません。ハムカツ作って晩酌なんて、なかなかシブイと思いませんか? ぜひチャレンジしてみて下さい。

★今日のうんちく ~油の温度~

 揚げ物で恐いのは、やっぱり火事ですね。よくテレビで火災の原因として揚げ油からの発火と言うニュースを目にします。ただ、僕からしたら揚げ油からの発火なんて信じられないですけどね。よっぽど放置しないと揚げ油からは発火なんてしませんから。

 日清オイリオのホームページにも発火の温度の詳細が載っています。油を入れた鍋を火にかけて12分後、油の温度は250℃になり嫌な臭いと共に発煙。14分後、316℃になりマッチの火を近づければ引火。21分後、340℃~370℃になり自然発火する温度へ到達。

 と言うことで、12分を越えた辺りから、かなりの臭いが部屋に充満してくるんです。それを放ったらかして、さらに数分も経たなければ引火の恐れなどは無いんです。これは、火の消し忘れや、火にかけたまま外出してしまうという失敗以外考えられないですよね。

 自宅に居れば必ず気付く状況ですから。ましてや、調理中に鍋の前に居て発火するなどはまず無いと考えて大丈夫でしょう。揚げ物は恐い、難しいと言う方が多いと思いますが、油の使い方を間違わなければそんなに難しく考える物でも無いのです。

 何をする時もそうかも知れませんが、まず正確な知識と共に、丁寧な作業をすれば失敗する事は無いんです。どこかで手を抜かなければ、必ず正解に辿り付けるんです。これは料理に限らず、皆さんのお仕事等にも通ずる所があるかも知れないですね。

 今日のレシピ紹介はただのハムカツでしたが、このコラムを書きながらなんだか自分の性格や仕事っぷりを芯から振り返らされるような気持ちになってしまいました。ただのハムカツ、されどハムカツ。ハムカツは人生だ!

 ……いや、すいません。最後は意味わかんないですね。ハムカツは人生だ、なんて無理矢理ですもんね。良い事言ってまとめようと思いましたが失敗しました。丁寧な仕事しようと注意してましたが、それでも失敗する事はあるんですね。

 勝手な事言いました。でも料理はちゃんと作れば失敗しませんからね。これだけは僕が保障します!(←説得力もう無い?(笑))

文/ムッシュ・フジタ

@DIME

最終更新:1/19(土) 11:41
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