ここから本文です

インフルエンザ、月曜に解熱したらいつから登校・出勤してもいい?

1/21(月) 12:00配信

日経グッデイ

 この記事では、今知っておきたい健康や医療の知識をQ&A形式で紹介します。ぜひ、今日からのセルフケアにお役立てください。

【関連画像】パターン1:金曜日に発熱し、月曜日に解熱した場合の出席停止期間の数え方

【問題】金曜日の朝、小学生の子どもが発熱し、近所のお医者さんに連れて行くと、インフルエンザと診断されました。ウイルスに効く薬を処方してもらい、月曜日には熱が下がりました。この場合、小学校はいつから登校可能でしょう?

(1)火曜日
(2)水曜日
(3)木曜日
(4)金曜日

 正解は、(3)木曜日です。

●「発熱後5日、かつ、解熱後2日」が出席停止期間

 インフルエンザによる出席停止期間は、「熱が出た後5日、かつ、解熱した後2日」です。このケースでは、金曜日に熱が出て、月曜日に解熱していますので、木曜日から登校可能となります。

 「え、そんなに休まないといけないの?」「水曜日から学校に行けるのでは?」と思った人もいるかもしれません。このカウント方法を詳しく説明していきましょう。

 子どもがインフルエンザにかかった場合の出席停止期間は、学校保健安全法等の「学校保健安全法施行規則」で定められています。それによると、インフルエンザの出席停止期間は「解熱後2日を経過するまで」(幼児の場合は「3日を経過するまで」)かつ「発症した後5日を経過するまで」とされています。

 以下、冒頭の「金曜日に発熱し、月曜日に熱が下がった小学生」の場合で考えてみましょう(【関連画像】パターン1:金曜日に発熱し、月曜日に解熱した場合の出席停止期間の数え方 参照)。

 金曜日に発熱ですから、金曜日が発症日になりますが、発症日はカウントに入れません。土曜日から1日目、2日目と数えます。3日目が月曜日、4日目が火曜日、5日目が水曜日。これで5日を経過したことになりますので、登校は木曜日からとなるわけです。

 また、「解熱した後2日を経過」についても、同様に考えます。こちらも平熱に戻った(解熱した)日はカウントせず、翌日から1日、2日と数えます。今回の場合は、火曜日を1日、水曜日を2日と数えますので、登校ができるのは木曜日からとなります。つまり、木曜日の登校は、2つの条件の両方を満たすことになります。

●熱が下がった時間帯によって計算は変わる?

 ちなみに、熱が下がった時間帯は、カウントに影響しません。月曜日の朝7時に平熱に戻った場合も、夕方7時になってから平熱に戻った場合も、翌日から1日、2日と数えるのが正解で、登校ができるのは木曜日からとなります。要は、2日といっても、実際には熱が下がってから48時間ちょうどで登校できるわけではなく、最大で72時間ほどたたないと登校できないルールなのです。

1/2ページ

最終更新:1/21(月) 12:00
日経グッデイ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

医師などの専門家に取材し、
医療と健康の信頼できる情報をお届けする
「困ったときに相談できる」サイト。

あなたにおすすめの記事