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「うちの子〇〇を食べちゃったんです!」犬・猫の誤飲事故は冬が危険 |獣医が教える助けるために飼い主がすべきこと

1/23(水) 7:04配信

サライ.jp

文/柿川鮎子

動物病院とペット保険による調査では、犬・猫の誤飲件数は、全国で約20万件以上ともいわれます。どの動物病院でも、平均して月に1件以上は誤飲で来院するペットがいる計算です。飼い主さんにとって、よくある飼育トラブルのひとつなので、ペットの命を守るためにも、見直すきっかけにしていただけたらと思います。

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この誤飲事故、特に寒い時期に多いのが特徴だと、ひびき動物病院院長の岡田響先生は警告してくれました。クリスマスやお正月、バレンタインといった、食べ物や家族が揃うイベントが関係すると、動物病院では誤飲に関する問い合わせが増えます。「家庭で美味しそうなごちそうが増える時期でもありますし、いつもとは違うニオイがして、うっかり目を離した隙に食べられてしまうことも多いようですね。また、バレンタイン前後はチョコレートを食べてしまって、どうしたらよいかという相談を受けることも、多くなります」と岡田先生。

「うちの子〇〇を食べちゃったんですが、先生、大丈夫ですか?と、よくお問い合わせを頂きますが、そういう状況の時に、自信をもって『それは大丈夫です!』と 答えられるケースは、残念ですが、ほとんどありません」と岡田先生も残念そう。飼い主さんも心配だからこそ動物病院に問い合わせるのでしょうが、誤飲の場合、やはりすぐに病院に駆けつけなければならないケースが多いようです。

■異物か急性中毒かで処置が変わってくる

ペットの誤飲に関しては、ひもや靴下、ボールのおもちゃなどの「異物」と、ヒトの医薬品や殺虫剤などの化学物質や薬品による「急性中毒」の二つに分類されます。

消化管「異物」の対応として、犬や猫では吐かせる処置が選択されるケースがあります。人間の赤ちゃんの場合は、薬を使って吐かせる処置はほとんど実施されないようですが、ペットの場合、異物に対する催吐薬は比較的多く使われます。日本発の研究論文や文献も最近、発表されていて、獣医さんの間では普通に行われている対処方法の一つです。また、ボールを飲み込んだ場合などは、内視鏡も多く使われるようになりました。

非常に大雑把ですが、口から入った食べ物は、便として体外に出るまでに、犬猫では約1日かかります。食べて数時間後までの、胃の中にまだ食べた物が残っている時であれば、吐かせる処置を行うことで異物なら先に流れることなく、毒物なら体に吸収される前に取り出すことができるかもしれません。

しかし、これも胃の中にとどまっている時にしか効果を得ることができません。また、胃の中で消化・吸収されてしまった後では効果は薄くなってしまいます。飼い主さんの目の前で食べたのであれば、消化・吸収までの時間も測定できますが、たいていの場合はいつ食べたのかわかりません。薬が十分に効果を発揮するかどうかは、実はあまりよくわからないケースがほとんどなのです。

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最終更新:1/23(水) 7:04
サライ.jp

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