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亀と同じ寿命に「もう飼えない」、捨てられる飼い鳥

1/28(月) 13:39配信

オルタナ

インコやオウムなどの飼い鳥。ペットショップなどで見かけて「かわいい、飼いたい」と思われる方も多いのではないかと思います。これらの飼い鳥、大きな鳥だとカメと同じく5~60年生きるという事実をご存知ですか?飼い主の高齢化や家庭の事情により、手放される飼い鳥が数多くいます。こういった鳥を保護し、新たな里親を探す活動をするNPOに話を聞きました。(JAMMIN=山本 めぐみ)

飼い主が飼えなくなった鳥を保護

埼玉を拠点に活動する「認定NPO法人TSUBASA(つばさ)」。様々な理由から飼い主と一緒に暮らすことができなくなったインコやオウム、フィンチを保護し新たな里親を探す活動を行いながら、飼い主と鳥とが終生幸せで健康に暮らせるよう、飼い鳥の適正な飼養に関する情報提供や学びの場を全国で展開しています。

「飼い主が今いる鳥と長く一緒に暮らせるように、鳥を手放すという選択の手前で飼い主さんたちとつながり、鳥に関する知識やノウハウを共有し、鳥と人とが幸せに生きられる社会を作っていきたい」

そう話すのは、TSUBASA代表の松本壯志(まつもと・そうし)さん(63)。埼玉県新座市にある飼い鳥の保護施設「とり村」には、常時100羽以上の保護鳥がおり、6人の飼育専門スタッフと、年間のべ1,000人を超えるボランティアで日々の世話をしているといいます。

さらに「とり村」の一部は一般向けに開放されており、訪れた人が保護鳥と触れ合えるようになっています。

「『鳥ってかわいいな』だったり『こんな理由で飼い主さんから手放されてしまうんだな』だったり、鳴き声を聞いてみて『鳥を飼いたかったけど、自分では飼えないな』という気づきでも良いと思っています。鳥と実際に触れ合うことで『鳥が好き』『たのしい』というところから一歩踏み込めるようにしたい」と松本さん。地元の子どもたちをはじめ、たくさんの方が訪れるといいます。

「普段から飼い鳥のことで困ったことがあった時に気軽に相談できるという関係や環境を築いておくことで、何かあった時に『手放す』という選択肢を減らすことにつなげていけるのではないか」と話すのは、スタッフの涌井智美(わくい・ともみ)さん(32)。

飼い鳥の適正な飼養に関する情報提供を行うため、保護施設を運営しながら全国各地で学びの場を設けたり、飼い鳥に関する電話相談も受け付けたりといった活動もしています。

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最終更新:1/28(月) 13:39
オルタナ

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