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辞意表明の明石市長「暴言の真相」…マスコミが報じるべきだったこと

2/1(金) 17:00配信

現代ビジネス

 「火つけてこい。燃やしてしまえ。ふざけんな」

 兵庫県明石市の泉房穂市長の暴言に関する報道に関して、泉市長は自らの発言を認め、「許されない発言だと深く反省している。申し訳ない」と謝罪した。

 この件については、井手英策慶應大学教授の「明石市長の『暴言』について思う」をはじめ、橋下徹氏は「功績がどうであれ一発アウト」とTwitterで発言する等、ている。そうした中で、2月1日、泉市長は辞意を表明した。

 政策論や不特定多数相手の一般論で、またメディアやインテリたちとの論戦で過激なことを言ったわけではない。市長という絶対的権力を持った者が部下である職員に放った言葉だ。単なる注意・叱責のレベルを超えている。泉さんの功績がどうであれ一発アウトだ。人権派よ、いつものように厳しく行けよ。

― 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2019年1月29日

一線超えの「過剰キャラ」

 泉市長は人権派の市長として知られ、私自身も無戸籍支援等人権政策に関する明石市の先進的な取り組みを間近で見てきた。

 たとえば市長は電話一本で、行く場のない無戸籍者に住む場所を提供し、自ら落ち込みがちな無戸籍者の様子を見に行ったり、仕事を通じて社会復帰をする機会を作ってくれたりした。

 他の政治家でここまでできる人を私は知らない。

 プライバシーの問題もあるので詳しく書けないが、その他にも泉市長は人知れずさまざまな弱者支援をしている。いまどきの「やったふり政治家」とは全然違う。

 市長になって7年、明石駅前の再開発ビル内に 親子交流スペース「ハレハレ」の設置等、その変わり様には、誰もが驚くはずだ。人口増加や子育て支援の充実は泉市長の功績に他ならない。その思いの奥に崇高な思いと行動力があるのは誰もが認めるところであろう。

 上記の井手教授はブログでこう言っている。

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もう一度言おう。政治の道は修羅の道だ。その修羅の道に足を踏み入れ、まさに修羅と化して住民のために命をかける。泉さんはそんな政治家だったからこそ、一線を超え、人間らしさを忘れてしまったのだと思う。正直に言えば、「ああ、ついにやっちゃったか」と思った。でも同時に、「じゃなきゃ変えられなかったよな」とも思った。この感じ。この感じをみんなと一緒に考えてみたいのだ。
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 そのご指摘通り、政治は「修羅の道」である。

 しかし、自らが修羅と化して、一線を超えなければ、良い政策ができないかといったら、それは違うと思う。

 泉市長に求められていたのは、むしろ魑魅魍魎の修羅たちの中で、正気を保って闘うことだったのだと思う。

 だからこそ、泉市長は本筋以外のところでの言動で揚げ足をとられないよう気をつけなければならなかったのだ。

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最終更新:2/2(土) 15:45
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