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少頭数のきさらぎ賞は中穴狙い。人気の盲点となる2頭にウマ味あり

2/2(土) 6:40配信

webスポルティーバ

 今春のクラシックへ向けて、注目の一戦となるGIIIきさらぎ賞(京都・芝1800m)が2月3日に行なわれる。これまでも、サトノダイヤモンドをはじめ、ワールドエース、リーチザクラウン、ネオユニヴァース、古くはナリタトップロードやスペシャルウィークなど、同レースの勝ち馬がクラシック戦線で活躍しており、”出世レース”のひとつに数えられている。

【写真】今春のクラシック有力候補

 そうした素質馬がきっちり結果を残していることもあってか、過去10年で1番人気は4勝、2着3回、着外3回と安定した成績を残している。加えて、ここ数年は10頭以下の少頭数で行なわれることが多く、今年も出馬予定はわずか8頭と、穴党の出番はないように思われる。

 とはいえ、昨年は4番人気のサトノフェイバーが、一昨年は6番人気のアメリカズカップが勝利して、好配当をもたらしている。つまり、少ない出走馬でもきちんと吟味して、その中から”穴馬”を見つけ出すことができれば、意外に”オイシイ”レースとも言えるのだ。

 ただそれには、「どの馬が人気になるかがわからないといけません。そうでなければ、逆にどの馬がオイシイのか、わかりませんからね」と指摘するのは、デイリー馬三郎の木村拓人記者。そして、ここでの狙い目についてこう語る。

「少頭数の中でも、実力差ははっきり二分されるので、突拍子もない馬は狙い難いところです。そうなると、いい配当を期待するなら、人気薄の上位入線を見込むよりは、上位人気の中でも(馬券的な)妙味のある並び順で狙ったほうがいいと思います。

 そこで、今回は重賞を使ってきた馬よりは、ここが重賞初出走となる馬のほうが人気はないと思うので、エングレーバー(牡3歳)が面白いかもしれません」

 エングレーバーはここまで2戦2勝。底を見せておらず、人気の一角になりえるが、アガラス(牡3歳)やヴァンドギャルド(牡3歳)といった重賞好走馬よりも人気では劣る、というのが木村記者の見立てだ。事実、前走の500万下(1月5日/中山・芝2000m)でも、5番人気と伏兵扱いにとどまっていた。

「前走、(自分は)パドックの様子を見て評価していましたが、意外に人気薄でしたね。しかし、その下馬評を覆(くつがえ)して見事に勝利。今回も同様の流れが見込めます。鞍上の藤岡佑介騎手も(前走で)しっかり結果を出したことで、同馬の能力を『再認識できた』とのことでしたから。

 今の時計がかかる京都の馬場を考えても、父オルフェーヴル×母父シンボリクリスエスという配合は悪くありません。しかもこの血統のわりには、いいバネ感があって、重賞実績のある2頭と比較しても”器”的には負けていません。終(しま)いの脚をより長くキープできるようになれば、もうひとつ上のレベルでもいい勝負ができると思います」

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