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歯科医が警鐘を鳴らす、食べていると確実に「死」に近づく食べ物とは?

2/3(日) 8:10配信

オトナンサー

「SECRET KILLER」にかかりやすい食事

 私たちが普段、口にする食品の中には、残念ながら健康に悪い影響を及ぼす成分などが使われているものが多くあります。今は、バラエティーに富んだ食品が世の中にあふれています。知らないうちにリスクを体に取り入れかねません。

「取るべきもの、避けた方がよい食べ物をチェックした方がよいでしょう。まず、過剰な糖質、特に精製度の高いものは食後血糖値を急激に上げる元になります。玄米より白米、全粒粉のパンより白いパンは精製度が高い、ということを意識しましょう。また、ω6系脂肪酸(リノール酸など)は、取りすぎると動脈硬化などのリスクが上昇するので要注意です。酸化しやすく、炎症を促進する活性物質を産生します」

「炎症を抑える作用のあるω3系のエゴマ油、亜麻仁油、紫蘇油、チアシードや、青魚の油(EPA・DHA)を取るのが理想的です。さらに、トランス脂肪酸も要注意です。加工油脂を使用した菓子、揚げ物などに含まれるトランス脂肪酸の取りすぎは、血中のLDL(悪玉)コレステロールを増やし、HDL(善玉)コレステロールを減らして心疾患を引き起こす要因にもつながります」

 農林水産省のHP(2018年11月28日更新)では、「トランス脂肪酸を日常的にとりすぎた場合には生活習慣病になるリスクが高くなりますが、食品に含まれている栄養素には、同じようにとりすぎによって健康に悪影響を及ぼすものがあります」(原文ママ)と記載されています。偏った食事をしている人は注意が必要です。

成人の約8割が「SECRET KILLER」にむしばまれている

「不具合はないから大丈夫という油断は、実は要注意です。歯の病気、とりわけ歯周病は『もの言わぬ病』といわれます。初期の段階では、自分でも分かりにくく、自覚症状もほとんどありません。そして、自覚症状が出てきたときには、病気はかなり進行していて、治療が非常に難しくなっていることが多いのです」

「歯周病は歯肉と歯の根の部分(歯根)の問にある歯周ポケットから細菌が侵入し、歯を支えている骨を溶かしてしまい、最終的に歯が抜けてしまう『歯肉と骨の感染症』です。歯周病は、今や成人の8割がかかっているとされる国民病なのです。にもかかわらず、病気と思っていない人が少なくありません」

 厚生労働省患者調査(平成26年)によると、1日に全国の歯科に通院する患者数は、う触(虫歯)が27万6800人、歯肉炎・歯周病が42万8200人で過去最高を記録しています。

「診断されたとしても、歯のことだから大したことはないなどとタカをくくってしまっているのではないでしょうか。油断して将来を後悔することにならないためにも、口の中のこと、もっと気にしてみませんか」

 世界に先駆けて超高齢化社会が現実のものになっている日本。誰もが長い人生を「自分らしく生きたい」と願っています。ところが、食が豊かになりすぎたことで罹患(りかん)リスクは高まり、「悩める晩年」が社会全体を巻き込んでいます。私たちも「歯と口の健康」がいかに大切か、改めて認識する必要がありそうです。

コラムニスト、明治大学サービス創新研究所研究員 尾藤克之

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最終更新:2/8(金) 18:48
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