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「痛風」の6つの原因、ビール&魚卵より要注意の意外な食べ物は?

2/4(月) 6:01配信

ダイヤモンド・オンライン

 中高年男性を悩ませる「痛風」。全国には予備軍を含めると1000万人も痛風患者がいるといわれています。「ぜいたく病」なんていわれたりもしますが、生活習慣が大きく関わる病気の1つです。

 痛風予備軍にならないためには、どんな食べ物に気を付ければいいのでしょうか。そもそも痛風とは何か、そして意外と知らない痛風の大きな原因など、今回は痛風について詳しくお話しします。

● そもそも「痛風」とは?

 痛風は体内の尿酸が増えて起こる疾患です。体の中に増えた尿酸は通常尿として排泄され、一定量に保たれているのですが、体質、年齢、性別、生活習慣、ストレスなど様々な要因で増え過ぎた尿酸が結晶化してしまうと、関節や腎臓で炎症を起こします。この痛みが「痛風発作」といわれる症状です。

 男性の方が体内の尿酸量が多く、女性ホルモンには尿酸を排泄する働きがあるため患者数は男性が多くなっていますが、近年では食の欧米化や生活習慣の乱れにより、女性の痛風患者も増えてきているようです。遺伝性もあり、血縁者に痛風の人がいる方も注意が必要です。

 痛風が恐ろしいのは高い確率で尿路結石や腎障害、高血圧、肥満、高脂血症などにつながってしまうこと。最悪の場合は、腎不全や心筋梗塞、脳血管障害など生命に関わる重篤な症状を引き起こすこともあります。

● 痛風の原因、尿酸はなぜ増える?

 健康な人であれば尿酸の産生と排泄のバランスが取れていますが、これから示す6つの要因が引き金となって、産生と排泄のバランスが崩れると尿酸が増えてしまいます。

 (1)体内で産生されるプリン体の増加

 プリン体は細胞内にある核酸という物質の主成分です。細胞の老化とともに老廃物として蓄積されます。また、プリン体は運動したり臓器を動かしたりするためのエネルギー物質なので、短距離走や激しい筋肉トレーニングなど短時間に大きな力を必要とする運動では大量のエネルギーが使われるため、プリン体がエネルギーの燃えかすとして増えてしまいます。

 (2)肥満

 肥満は体内でのプリン体の合成を促進し、尿酸の排泄機能を低下させてしまいます。肥満の原因になる砂糖を多く含む清涼飲料水の飲み過ぎや動物性食品の取り過ぎも、尿酸の増加につながっています。尿酸は体内で作られるものが全体の8割を占めています。食品のプリン体を気にするよりも、まずは尿酸を必要以上に産生しないために適正体重にすることが重要です。

 (3)腎臓の機能低下

 腎臓の機能が低下していると尿酸を正常に処理できなくなって、体内の尿酸が増えてしまいます。これらの臓器の機能は年齢とともに低下していきますし、高血圧や糖尿病、肥満も腎臓に負担をかけるので気を付けたいですね。水分補給をしっかりして、排尿を促してあげることも大切です。

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