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なんとかならんか!!! 日本だけなのか!? 日本のナンバープレートはなぜカッコ悪いままなのか?

2/7(木) 9:50配信

ベストカーWeb

 街中を走っているクルマを見ていると、日本のナンバープレートって「デカくてカッコ悪りい」と思うことがよくありませんか?

 特にスポーツカーはフロントバンパーの開口部が大きいので、ナンバーが邪魔。冷却性能はもちろん、高速走行時の空力値に影響してくるんじゃないかと思っているのですが、なぜに日本のナンバープレートで、こうもダサいのでしょうか? 

 ということで、モータージャーナリストの清水草一さんと、ベストカーWEB編集部小野が、ちょっと大げさですが、日本のナンバープレートを見直そうじゃないか会を発足し、さっそく議論してみました。

文/清水草一
写真/ベストカー編集部 ベストカーWEB編集部 国土交通省 一般社団法人全国自動車標板協議会

■日本のナンバープレートはデカくないか?

 日本のナンバープレート形状はダサい! ヨーロッパみたいな横長にならないのか! と思っているクルマ好きは少なくないだろう。ベストカーWEB編集部小野もそのひとりだ。その小野が吠えた。

ベストカーWEB編集部小野(以下編集部)  欧米のナンバープレートは横長で、デザインや空気抵抗に影響を与えないような形状ですが、日本のナンバープレートはムダに面積が大きくてダサいと思いませんか? そろそろ世界標準に近い形状にすべきだと、清水さんから提案してください。

清水草一(以下清水) 君は欧米のナンバープレートは横長と誤解しているが、横長なのは、ヨーロッパ(タテ110mm×ヨコ520mm)で、アメリカは日本と同じタテヨコ1:2(タテ152.4mm ×ヨコ304.8mm。つまり6インチ ×12インチ)だ。ただしサイズは、日本のほうがやや大きい(タテ165mm×ヨコ330mm)。

 時代をさかのぼってみると、日本のナンバープレートは、大正時代には色や文字の大きさだけが定められていて、プレートには決まった大きさがなかったようだ。

 戦後、昭和26年に、漢字一文字(地名)+数字が6ケタ(1段)に改められたので、現在よりかなり横長で、タテヨコ1:3くらいになった。

 それが現在のような形になったのは、昭和30年(1955年、下の写真で中央一番上の黄色のナンバープレート)のこと。当時のナンバープレートの大きさは、タテ155mm、ヨコ310mmで、今よりやや小ぶりだった。

 このサイズは、アメリカのものとほぼ同じ! おそらく日本のナンバープレートは、アメリカに倣いつつ、インチをセンチに換えて、切りのいい数字にしたのではないだろうか。

 なにしろ日本は戦後7年間、アメリカに占領されていたのだから、アメリカに倣うのが自然な流れ。外国といえばアメリカ、外人といえばアメリカ人という時代でもあった。

 そう思って、一般社団法人全国自動車標板協議会に確認したところ、「ナンバープレートのサイズがどのように決められたのか、その理由まではわかりません」とのことだった。

 いずれにせよ、自動車はアメリカとヨーロッパで発展してきたものなので、その一方の雄であるアメリカを真似て日本がナンバープレートのサイズを決めたとしても、無理からぬものがある。

 全国自動車評板協議会では日本のナンバープレートの歴史を紹介している。図や写真をよく見ると一番左の列、上から5番目~7番目のナンバープレートは細いじゃないか! 5番目のナンバープレートは昭和26年8月16日に発行された東京都で使用された自家用車のナンバープレート。6番目と7番目は外国軍人用、一般外国人用のナンバープレートとなっている。

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最終更新:2/7(木) 9:50
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