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火葬場で読経のパターンも 今どきの“自分流”葬儀とは?〈週刊朝日〉

2/11(月) 8:00配信

AERA dot.

 小規模で行う家族葬が主流となり、年々、簡素化が進む葬儀。今、都市部を中心に増えているのが、家族葬以上にシンプルな「直葬」という方法だ。人生100年時代と言われる今、大往生を遂げるほどに葬儀の参列者は少なくなるのが実情。葬儀はいたってシンプルで良いのかもしれない。

【図表で見る】葬儀にかかる費用の平均額、「直葬」の流れはこちら

 だが、これでは死者を葬る方法として、あまりにシンプルすぎて寂しいと感じる人も少なくないだろう。そこで今、広がっているのが、何らかの形で故人を弔う時間を設けるため、直葬にプラスαし、自分流にカスタマイズする方法だ。パターンとしては次の三つの方法に大別できる。

【1】火葬場もしくは安置所で読経だけという超シンプルパターン
 遺体を焼く前に、火葬場に僧侶を呼んで読経をしてもらう。安置所に呼ぶパターンもある。従来のような通夜や葬儀・告別式はせず、故人へ近親者が気持ちを表す。

 寺との付き合いがない場合、葬儀社などを介し、僧侶を手配できる。これまで累計15万件を超える葬儀を担当し、全国で葬儀ブランド「小さなお葬式」を展開するユニクエストが展開する直葬プランでは、オプションで5万5千円(税込み)支払えば、僧侶の手配をしてくれる。

「直葬プランに申し込まれる約半数の方が、僧侶の手配をオプションで追加されます。僧侶による読経をつけたほうが、葬儀自体の満足度が高い傾向にあります」(ユニクエスト広報)

【2】自宅、安置所で故人と向き合う時間を設ける“家族葬”パターン
 火葬が行えるのは死後24時間経ってから。その間に、儀式はせずにゆっくり故人と向き合う時間を設けるパターンだ。一般葬の場合でも、会葬者を30人程度におさえるプランは「家族葬」と呼ばれることもある。ただ、通夜の翌日に、葬儀・告別式を行うという一連の儀式は一般葬と同じことが多く、規模が小さいだけで手間暇はかわらないこともある。対して、直葬プラスαの場合、出棺前に近しい人が気持ちを整理するのが目的なので、故人と向き合う時間と場所を設けるだけでよく、儀礼的なことは簡素化することができる。

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最終更新:2/11(月) 8:00
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