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東洋大学OBに注目!東京オリンピック男子マラソン選手の有力候補

2/8(金) 6:05配信

幻冬舎plus

生島淳



2019年は、東京オリンピックの選手選考が本格的に始まる年だ。

そのなかでも最大の盛り上がりを見せるのは、男子マラソンだろう。

日本陸連は瀬古利彦氏をマラソン強化特別プロジェクトリーダーに指名し、選考プロセスを明確化した。それが「マラソングランドチャンピオンシップ」、略して「MGC」である。

オリンピックに向けての最終選考レースは9月15日に行われることが決まっており、このレースに参加するためには2019年4月30日までに参加資格をクリアしなければならない(参加資格については、MGC公式サイトの「MGCとは」のページを参照)。 

瀬古リーダーは、このプロジェクトを立ち上げた当初、

「もし、資格をクリアするのが7人とか、8人だったりしたら、シャレになんないよ」

と話していたのだが、2月3日に行われた別府大分毎日マラソンが終了した時点で、男子の資格獲得者は24人になった。

その24人を出身校別に見ていくと面白い。

3人
東洋大学
駒澤大学

2人
国士舘大学
東海大学
拓殖大学
上武大学

1人
青山学院大学
早稲田大学
明治大学
日本大学
学習院大学
山梨学院大

高校出  4人

資格獲得者を出しているのは、大学が12校となり、箱根駅伝の常連校がほとんど。学習院大というのは「公務員ランナー」の川内優輝であり、彼も関東学連のメンバーとして箱根を走った経験がある。

私は2005年に『駅伝がマラソンをダメにした』という本を書き、箱根駅伝がマラソンにまったくつながっていない状況を挑発的に書いたが、あれから10年以上が経過し、いまや「箱根駅伝がマラソンに直結している」と言っていい状況になった。

中でも東洋大の卒業生が元気で、しかも代表争いに近い位置につけている。その3人とは、

設楽悠太(Honda)

山本憲二(マツダ)

服部勇馬(トヨタ自動車)

の面々で、設楽悠太は昨年の東京マラソンで日本記録をマークし(その後、早大卒の大迫傑に破られたが)、ボーナスの1億円を手にした。

また、服部勇馬は昨年12月の福岡国際マラソンで、日本人としては14年ぶりの優勝を飾り、勝負強さを見せた。

設楽悠太、服部勇馬のふたりは、大迫傑(早大→日清食品グループ→ナイキオレゴンプロジェクト)、井上大仁(山梨学院大→MHPS)らとともに有力候補に挙げられている。

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最終更新:2/8(金) 13:05
幻冬舎plus

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