ここから本文です

【海外ボクシング】ウィークエンド・プレビュー ビッグマッチ消滅もジャーボンタは常に大注目

2/9(土) 17:57配信

ベースボール・マガジン社WEB

2月9日/ディグニティ・ヘルススポーツ・パーク(アメリカ・カリフォルニア州カーソン)

★WBAスーパー世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦
ジャーボンタ・デービス(アメリカ)対ウーゴ・ルイス(メキシコ)

【この記事の全ての写真】ウィークエンドプレビュー

デービス:24歳/20戦20勝(19KO)
ルイス:32歳/43戦39勝(33KO)4敗

 この一戦、本来、デービスが対戦するはずだったのはアブネル・マレスだった。好戦派のマレス相手なら、かなりの注目度だったが、マレスが網膜剥離に罹ったため、試合の10日前に対戦者がルイスに入れ替わった。当初はヒジの故障をリタイアの理由としていたマレスだが、網膜剥離とあってはカード変更も致し方ない。

 相手がどうなろうが、今のデービスの戦いは決して見逃せない。極上の才能を秘めるこのサウスポーときたら、すべてのパンチがカウンターとなり、ここぞのタイミングでインサイドに切れ込んで打ち込む多彩なブローも身震いするほどの切れ味ときている。

 対戦するルイスは元WBAバンタム級(暫定)、WBCスーパーバンタム級のチャンピオン。亀田興毅、長谷川穂積と日本で対戦しており、なじみの選手。大柄のボクサーパンチャーで、ツボにはまればきわめて危険な一撃を打ち込んでくる。1月19日に試合をしたばかりだが、突然舞い込んだチャンスを快く受諾した。評価がレベル以上に達しない選手は、こういう形で浮上を目指すしかないのだ。

 ルイスの強打はあっても、デービスの充実度は素晴らし過ぎる。序盤のKO決着とみるのがもっとも順当だ。

 なお、会場のディグニティ・スポーツヘルス・パークは、元のスタブハブセンター。今年の初めから新しいネーミングライツが発効した。試合が行われるのはサッカースタジアムに併設される野天のテニスコートで、スタンドを増設すれば1万人以上の収容能力を持つ。ボクシングの新メッカにもなっている。

 試合はショータイムによりアメリカ国内に放映される。

◆ルビンの高性能は再整備されているか

 PBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)がプロモーションするカードだけに、前座には有望株が一斉登場するが、もっとも期待したいのはスーパーウェルター級のエリクソン・ルビン(アメリカ/23歳/19勝14KO1敗)だ。スリムな長身パンチャーで、誰もがイチ押しホープとしていた1年半前、ジャメール・チャーロ(アメリカ)に痛烈なKO負けを喫し、以来、長らく沈黙を守ってきた。左右のスタンスを巧みに使い分け、鋭角的なパンチを打ち込んでくる。

1/4ページ

あなたにおすすめの記事