ここから本文です

新井浩文に映画界から“早すぎる”ラブコール「ほとぼり冷めたら起用したい」

2/9(土) 18:12配信

週刊女性PRIME

 強制性交の疑いで逮捕された新井浩文容疑者が各方面に与えた損害は、金額にすると、一説には10億円を超すと言われている。これは小出恵介のときの約5億円の比じゃない。

 すでに完成し、今年公開予定の映画が2本あるが、そのうち1本は公開中止が決定。もう一方も公開延期となっている。

 “死んだ魚の目”を持つと称され、独特の演技をする彼は、映画・ドラマに欠かせない存在となっていて、これまでに130本以上の出演作がある。それらのドラマは今後しばらくは再放送できなくなるだろうし、発売予定のDVDも販売できないだろう。CMもしかり。その他もろもろで、推測されるのが前出の損害賠償金だ。

 ドラマは、スポンサーの関係や、誰でも視聴できるため自粛となるのはわかるが、映画やDVDは見たい人だけがお金を支払って見ることができるモノ。

 なぜに、公開延期や発売中止にせざるを得ないのか。

 映画配給会社の社員に聞いた。

「一言でいうなら、コンプライアンスです。映画会社も、映画製作に出資している会社も上場している企業が多いですから、性犯罪者が出演するということがコンプライアンス上、好ましくないんですね。

 さらに、シネコンなど商業施設に入っている映画館などでは、ポスターを貼ることができませんし、テレビでも予告編を流せず、雑誌に広告を載せることも難しいです。いっさい宣伝ができず、公開しても集客が見込めないからです」

 客が入らなければ、製作費をペイすることはできない。それなら公開を中止にして、損害賠償を請求したほうがいいということになる。

 しかし、製作者や新井以外の出演者にとって、これほど悔しいことはないだろう。映画を楽しみにしていたファンも同じだ。

 新井が出演した映画はもう日の目を見ることはないのだろうか。諦めるのはまだ早いと言うのは、先の映画会社社員。

「現在公開が延期になっている草なぎ剛さん主演の『台風家族』はまだお蔵入りと決まったわけではありません。なんとか公開できる方法を模索しているみたいです。“全国公開は無理でも、単館でいいから上映したい”と関係者は語っていました」

 映画の公開を望むだけでなく、新井に再び役者として戻ってもらいたいと思う人たちがいるのも事実。現段階で復帰は絶望的と言われているが、現場での新井に対する評価は高く、彼を起用したいと思っている監督やプロデューサーは多い。

「本人も“犯罪者をやらせたら日本一”と言っていたくらいで、悪役、嫌われ役、汚れ役をやらせたら、ぴったりはまるんです。好人物だって演じられます。そんな役者は最近少なくなりました。

 彼は役者としてのポテンシャルが高いし、俳優仲間からもスタッフからも好かれていますしね。罪を償った後に、“ほとぼりが冷めたら俺が使う”という監督もいます」(映画プロデューサー) 

 彼が映画人、そしてファンを裏切る結果になってしまったのは非常に残念だ。

<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。

文/佐々木博之(芸能ジャーナリスト)

最終更新:2/9(土) 18:12
週刊女性PRIME

記事提供社からのご案内(外部サイト)

週刊女性PRIME

(株)主婦と生活社

「週刊女性」3/5号

定価400円(税込)

あなたにおすすめの記事