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アカデミー賞の本命女優オリヴィア・コールマンの軌跡

2/11(月) 23:10配信

25ansオンライン

2月15日から全国ロードショーとなる『女王陛下のお気に入り』で、孤独の果てに2人の女性を翻弄するステュアート朝最後の君主、アン女王役を見事に熱演したオリヴィア・コールマン。ゴールデン・グローブ賞2019でミュージカル/コメディ部門の主演女優賞に輝き、来たる第91回アカデミー賞でも主演女優賞の大本命という呼び声が高い。一躍時の人となっているが、これまでの彼女の女優人生はどんなものだったのか。そのキャリアにフォーカス!

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サラ・コールマン(オリヴィアはミドルネーム)は、イギリスの名門ケンブリッジ大学で教職課程を専攻する傍ら、学内の演劇部に参加。演技の楽しさに目覚めたものの、その夢への向き合い方に悩んでいたという。「私は何をしたらいいかもわからなかったし、素直に演技の世界に進むこともできなかった」と、UK版『ヴォーグ」のインタビューで振り返っています。

そして、大学の演劇クラブでオーディションに参加している間、将来の夫となるエド・シンクレアや、後に『ピープ・ショー ボクたち妄想族』で共演するデヴィッド・ミッチェル、ロバート・ウェッブらと出会います。

教職課程を辞め、ブリストル・オールド・ヴィック演劇学校へ。卒業後、女優として生計を立てることは厳しい状況だったが、清掃の仕事などで収入を確保しながら演技を続けたという。
「他のことはできなかったし、するつもりもなかったわ」とオリヴィア。「パスポートに“俳優”と書くことが、何よりも望んでいたことだった」

『ハリウッド・リポーター』誌によれば、その後まもなく「BBC」のスケッチ・コメディーのオーディンション案内が届いたという。そしてこの案内をくれたのが、デヴィッドとロバート。ここから、この2人とのプロの役者同士としての長い関係が始まったのです。

2003年、チャンネル4の『ピープ・ショー』にソフィー役で出演。10年以上にわたって同役を演じ、デヴィッドやロバートらと共演。
その後、『ピープ・ショー』の撮影をしながら、『Green Wing(原題)』や『The Office』など、多くのTVドラマにゲスト出演しました。

2006年には、英国のコメディ映画『コンフェッティ 仰天!結婚コンテスト』に出演。『ピープ・ショー』で共演したロバートとナチュリストカップルに扮しました。2011年の『ガーディアン』紙のインタビューでは、全裸で挑んだ同作について「人生最悪の経験だった」とコメント。当初聞いていた以上にヌードシーンが長かったために、「裏切られた」と感じたといいます。

「今は誰のことも信じられないわ」とオリヴィア。「私はみんなを愛しているし、人の善良な心を信じている。でもあれ以来、私の一部が死んだようなの…。私にとっては何も面白くないわ。1年間眠れなかったの」

2018年に、米『ハリウッド・リポーター』誌が『コンフェッティ』について質問しようとすると、オリヴィアは「(同作について)話したら泣くと思う」と、その質問を拒否するほどでした。

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最終更新:2/11(月) 23:10
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