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ニュー・ネイビールック──祐真朋樹のファッション手帖

2/11(月) 20:11配信

GQ JAPAN

ネイビーのジャケットやセットアップは、いざというときに便利なアイテム。初めて行くパーティーや目上の人に誘われた会にも、失礼のない安全な格好だと思う。が、ユニフォームみたいになるのはつまらない。なら、こんなのはいかが?

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シャトーマーモントといえば、ハリウッドではお洒落なセレブリティーが出入りする伝説のホテルだ。僕が好きだった俳優のジョン・ベルーシやカメラマンのヘルムート・ニュートンが、ここに滞在中に亡くなったことは、業界では神話のごとく言い伝えられている。最近だと、ソフィア・コッポラ監督の映画『SOMEWHERE』がここを舞台に撮られ、また一段と有名になった。

その伝説の館に、僕も過去2回泊まったことがある。初めて泊まったのは、中田英寿さんの撮影でLAに行ったとき。2度目はその直後、このホテルのロケーションにシビれて雑誌『BRUTUS』でファッション撮影をしたとき。確か2003年頃だった。3年前にLAを訪れたときは別のホテルに滞在していたが、ここのラウンジで一杯飲みたくて入った。が、セキュリティが厳重で入るのに苦労した。そのときの僕は全身グッチ。一緒に行った編集者はトール&スキニーで切れ長の目をしたアジアン・ハンサム。2人揃って“英語は苦手な田舎者”としてちんぷんかんぷんな対応をしていたら入れてくれた。宿泊していないと入るのは難しいようだったが、ここにあるレストランが好きで、結局そのときの滞在中は毎日通い詰めた。ブランチにはエッグベネディクトやアボカドのオムレツ、夜はシュリンプカクテルやオイスターをつまみながらシャンぺンといった具合。フランスのロワール地方にある城を完璧に再現したというその建物は、ロサンゼルスの街とは雰囲気を異にし、気分転換にももってこいの場所なのである。

そんなスペシャルなホテルのロゴが、今回ピックアップしたグッチのジャケットの背中に大きく使われている。ネイビーのブレザーはどこへ行くにもキチンと見られるし使いやすい。が、その反面、遊びは少ないので、この大胆なロゴ使いは抜群にクールだ。

アレキサンダー・マックイーンのスリーピースは、ジャケットとベストが合体したセットアップ。イレギュラーなピンストライプがイカしてる。Tシャツは袖口がダブルカフスでイブニングテイスト。プラダのネイビージャケットは、スポーティーな素材感が魅力。ラッフルなシャツやポップなワンポイントがきいたタートルネックシャツも軽い質感が魅力だ。ベーシックなネイビーは何かパンチを加えると魅力倍増なのだ。

文とスタイリング・Tomoki Sukezane 写真・Junji Hata @ Cyaan

最終更新:2/11(月) 20:11
GQ JAPAN

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