ここから本文です

冒険を後押ししてくれる頼れる道具:ベスト・アウトドアギア

2/12(火) 19:12配信

WIRED.jp

SAWYER MINI(SAWYER)

写真を見て、それが何かがすぐにわかった人は、なかなかのアウトドアフリークではないだろうか。これは、全長13.5cm、重さ55gの手のひらサイズの浄水フィルター。

いかにしてバックパックを軽くするか。ハイカーたちの腕の見せどころである。そのなかで最も重量がある水の扱いに頭を悩ませる。できることなら持ち運ぶ水は減らして、バックパックを軽くしたい。

しかし、街中と違い、簡単に水が手に入らない山では、水はまさにライフライン。手持ちの水が少ないことは、リスクでしかない。もちろん、沢の水を汲むこともできる。その響きからはいかにもきれいな水を想像するが、想像する以上に山の水は汚れている(もちろん、きれいなところもあるが)。

そこで極小の浄水フィルター「SAWYER MINI」だ。システムは、U字型のホロウファイバーメンブレーンの0.1ミクロンの無数の穴で、水を濾過するというシンプルなもの。しかし、薬品を使わずにエキノコックスやバクテリアなどの有害な病原菌を99.9999%以上除去してくれるのだ。濾過能力は約38万リットル。市販のパウチやペットボトルとジョイントできる仕様なっている点も優れている。これで、ルート上に水場があれば、確実に手持ちの水を減らすことができる。

ヘッドライトは、ここ数年で著しく進化したアウトドアギアのひとつである。かつては100ルーメン(lm)前後の明るさだったが、いまでは軒並み200lm以上が平均的なスペックになっている。

そのなかで、ヘッドライトの最も優れたテクノロジーが搭載されたモデルのひとつが、「NAO+」といえる。照射モードは、一定の明るさで照らし続けるコンスタントライティングと、行動中に周囲の明るさを分析し、シチュエーションごとに適切な明るさに瞬時に調節してくれるリアクティヴライティングが選べる。バッテリーの容量も大きく、弱モードであれば320lmを12時間持続することができる。

100lm程度でこと足りるトレッキングにはオーヴァースペックではあるが、移動速度が速い夜間のトレイルランニングやファストパッキングなどでは、明るさは危険を察知しやすくなるだけでなく、眼の疲労も軽減してくれる。

ヘッドライトはBluetooth接続に対応していて、バッテリー残量の確認や照射モードをデヴァイスで管理できる。いままでブラックボックスだったバッテリーの残量が手元で管理ができ、その残量に合わせてライティングのカスタマイズができるのは、長い時間、山に入るときの助けとなるだろう。

TAKAFUMI YANO

2/2ページ

最終更新:2/12(火) 19:12
WIRED.jp

記事提供社からのご案内(外部サイト)

『WIRED Vol.32』

コンデナスト・ジャパン

2019年3月14日発売

1,200円(税込み)

『WIRED』日本版VOL.32「DIGITAL WELL-BEING」特集|デジタル時代のウェルビーイングの可能性を問う一冊

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事