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若手台頭のレアルに復調の兆し。欧州4連覇も「不可能ではない」

2/12(火) 17:01配信

webスポルティーバ

「たしかにレアル・マドリードにはスター選手が大勢いるけど、結局はチームありき。チームを超える選手はいない。それだけ巨大なクラブなのさ」

【写真】マンCから来たスペインの新星。19歳ブラヒムはレアルを救えるか

 現役時代にインタビューしたとき、サンティアゴ・ソラーリ現監督は、レアル・マドリードでプレーする意味について、そう答えていた。

「自分は”王者のクラブ”でプレーする幸せを感じているよ。大勢の人々の尊敬の眼差しを受けるんだから、誇りだよ。もちろん、負けることは許されない。それを受け入れられないなら、このクラブではやっていけないよ。ネガティブになることもあるけど、自分は楽観主義者なんだ」

 ソラーリは監督としても、その境地でマドリーを率いているのだろう。

 2月13日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16。レアル・マドリードは欧州4連覇に向けて、オランダの伏兵アヤックスと対戦する。簡単な相手ではないが、指揮官ソラーリは虎視眈々と勝利を伺う。

「アヤックスは伝統的に若手を育て、登用し、攻撃的サッカーを信奉している。今も競争力は高い。勝利の条件? 我々がレアル・マドリードの歴史にふさわしい戦いをすることさ」

 昨年11月、チームは混迷のなかにあった。不調を極め、フレン・ロペテギ監督が解任されると、暫定監督としてカスティージャ(レアル・マドリードBチーム)を率いていたソラーリが”継投”した。

 ソラーリは連戦連勝を収め、正式に監督として指揮を執ることになった。プレーは確実に改善。クラブW杯でも世界一に導いている。

 しかし、クラブW杯出場は、図らずも選手のコンディションを崩すことになった。

 12月12日、CLグループリーグ最終節で本拠地サンティアゴ・ベルナベウにCSKAモスクワを迎えると、0-3と大敗。国内リーグ17節には降格圏で喘ぐビジャレアルに2-2で引き分けている。そして1月6日、今年初のリーグ戦第18節もホームでレアル・ソシエダに0-2と敗れた。

 ソラーリ体制はぐらりと揺らいだ。3試合、結果が出ないと黄信号が灯る。それが常勝クラブの厳しさだ。

「5位まで転落し、首位バルセロナとの勝ち点差は10。リーグ優勝はもはや不可能だろう。欧州4連覇もこのままでは難しい」

 世論は一気に向かい風となった。

 しかし窮地に立っていたはずのソラーリ・マドリードは、鮮やかに挽回している。

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