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「ウルトラマン愛」を仕事にした円谷社員の人生

2/12(火) 5:10配信

東洋経済オンライン

「御社のオタクを紹介してください」と企業を訪ねていると、仕事を心から楽しんでいる人が意外といることに驚く。この連載では、オタク社員ならではの深い知識を教えてもらうとともに、“好き”を仕事にする秘訣に迫っていく。
今回インタビューしたのは、ウルトラマンで知られる円谷プロダクションに勤める藤田浩さん。自社キャラクターを用いた商品化・広告企画・イベントを担当するが、フィギュアコレクターでもあり、30歳ごろから20年間で集めたフィギュアはなんと、2トントラック用のコンテナ3台分。そして、彼が仕掛けるウルトラマン関連の仕事は大いに成功している。ウルトラマン好きが高じて数回転職をし、理想の仕事に近づいていった、藤田さんのキャリアとは――。

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■大好きだったウルトラマンをビジネスで仕掛け大成功

 ――集めたコレクションは2トントラック用コンテナ3台分と、すごい量だそうですね。

 15年くらい前に自宅に入りきらなくなって、今は知人の土地にコンテナを置かせてもらっています。日本の特撮をメインに集めていますが、ほかのフィギュアもあるので、こんな量になってしまいました。

 今朝、歯磨きながら計算したら、20年間で少なくとも1200万円は使ってきたことに気がついて、愕然としました。これは家族には言えないなと。

 ――フィギュアを集め始めたキッカケはなんだったのでしょう? 

 子どもの頃は特撮をよく見ていましたが、普通に卒業し、車やファッションに興味が移りました。1990年代半ば、30歳ごろのことです。渋谷・代官山・原宿のセレクトショップに行くとスター・ウォーズやスパイダーマンといった海外のフィギュアが置いてありました。かっこいいなと買い始めたのが最初です。

 ――海外フィギュアから、どうしてウルトラマンに傾倒していったのですか? 

 1990年代当時、僕は外資系CDストアで働いていました。2000年前後からCDが売れなくなり、代わりに当時ニューメディアであったDVDを積極的に売るようになったんです。最初はスター・ウォーズなどのハリウッド映画を一生懸命売り出し、その次に売り始めたのがウルトラマンなど、日本の特撮作品でした。

 そこで、僕がハリウッドのSF映画を好きになったのは、ウルトラマンが原点だと自覚したんです。なので僕たち1960年代生まれのルーツであるウルトラQやウルトラマンを、もう一度みんなで見よう、といったプロモーションを始めたんですね。

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