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非常識、自己中と言われながらも前を向く“子育てママ”の漫画に「気持ち浄化された」

2/16(土) 7:10配信

オトナンサー

 子育て中の母親の気持ちを描いた漫画がSNS上で話題となっています。周囲から「非常識」「自己中」などの言葉を投げかけられる母親。さまざまな方法で発散などをしながら、「たのしいことを拾って生きよう」と前を向き…という内容で「心にしみます」「気持ちが浄化されたみたい」「ずっと忘れられない漫画」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

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もっと気楽に子育てができたら…

 この漫画を描いたのは、コミックエッセイストで農家の、まりげ(ペンネーム)さんです。インスタグラムで育児漫画を発表し、2018年8月に「たのしいことを拾って生きる。~まいにちいろいろ、家族ドロップス~」(大和書房)を出版しました。また、漁師の夫が育てた牡蠣(かき)やムール貝の薫製オリーブオイル漬けなどの海の幸を「岡山八朗兵衛商店」で販売しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

まりげさん「夫が脱サラして移住することが決まった3年前、会えなくなってしまう友人に向けての近況報告のつもりで描き始めました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

まりげさん「子育てをしていると、周囲の目や意見が気になってしまうことが多いので、もっと気楽に子育てできたらいいのになという思いで描きました」

Q.「言われたこと」「やられたこと」は実体験ですか。

まりげさん「私が直接言われたわけではないこともありますが、SNSを利用していると、『非常識だ』『親のしつけが甘い』など厳しい意見を目にすることがあるので、そうしたことも含めて描きました」

Q.漫画のように思えるまで、気持ちの変遷があったのでしょうか。

まりげさん「根がくそ真面目なので、意識してチャランポランでいるようにしています。自分がしっかりした人間でないので、人に対しても寛容でありたい。皆、真剣に子育てをしているからこそ意見がぶつかりがちですが、自分とは違う考え方でも否定しないように心がけています。正解は一つではないと思います」

Q.まりげさんの笑顔や強い気持ちの源は。

まりげさん「自分に悪意を向けられたときは、心の中で『受け取らない、受け取らない』と唱えています。今回の漫画では『あそこから逃げよっか』という表現をしていますが、他人のイライラや正論のフリをした言葉の暴力に遭遇しても、同じ土俵で戦わずに、『うん、分かった。それじゃあ、またね』と距離を置いています」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

まりげさん「1000件以上のコメントに驚きました。それだけ、肩身の狭い思いをしながら生きている子育て世代が多いということだと思うので、これからもフッと肩の力が抜けるような漫画を届けられたらいいなと改めて思いました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

まりげさん「漫画では、子どもたちに『一緒に過ごした時間がどれほど笑いにあふれた幸せな時間だったのか』描き残したいと思っています。現在、3人の男の子(4歳、3歳、0歳)を育てながら、牡蠣の養殖と農業をし、コミックエッセイストとして活動しています。頭がパンクしそうだったときに一番役立った心理学を勉強して、育児に役立つ情報を共有したいと思っています」

オトナンサー編集部

最終更新:3/11(月) 12:25
オトナンサー

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