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驚くほど安い「BEEF KICHEN STAND」松本丈志の事業家魂

2/18(月) 5:00配信

商業界オンライン

 昨年10月にFC(フランチャイズ)本部を立ち上げて、この1月から加盟店の募集を開始した「BEEF KICHEN STAND」(以下、BKS)という肉バルの存在を知った。同店を経営するのは(株)奴ダイニング(本社/東京・秋葉原、代表取締役/松本丈志氏)である。同業態は2016年3月に1号店がオープンして以来、直営で東京・神奈川に計7店舗を出店、これらの実績を踏まえてFC展開を行うことになったという(全社では計11店舗)。

 この話を聞いて早速、新橋店とアパホテル秋葉原店を訪ねた。率直な印象は、まず、小さな物件に客席を効率よく詰め込んでいるということ。そして、価格が驚くほどに安い。

 A4見開きのメニューを開くと、左側の上に「MEAT 肉料理」という囲みがあり、「名物ビフテキ(50g)」290円、「オールビーフハンバーグステーキ(120g)」380円、「牛ハツのレアロースト」290円、「四元豚ポークステーキ」380円、「大山鶏のチキンステーキ」380円がラインアップされている。これらが同店のキラーコンテンツであることが伝わってくる。 

 それ以外は「ALL100円」2品、「ALL110円」5品、「ALL130円」6品、「ALL150円」7品、「ALL199円」16品、「ALL290円」9品、「ALL380円」8品と、価格で分類されたものを含めて約60品目がラインアップされている。

 アルコールは一般的な価格である。ハイボール、ビール、日本酒、ワイン、カクテル等々、大衆的なものをほとんど取りそろえていて、角ハイボール390円、プレミアムモルツ生399円、こぼれワイン(赤・白)390円となっている。

 この業態はどのような発想から生まれたのか、利益は出ているのか、どのような展望を描いているのか。これらを同社代表取締役の松本丈志氏に聞いた。

創業当初から店舗展開するための仕組みを作る

――飲食業を手掛けることになったきっかけはどのようなものですか。

松本 私は1978年10月生まれ、横浜の出身で、祖父は横浜・野毛で寿司店を展開し、父は横浜・磯子で寿司と和食の店を営業するという飲食業の家で育ちました。

 高校生のときに将来、飲食業の経営者になることを志して、将来、料理人を束ねる上で調理技術を身に着けておくべきだと考え、高校卒業後に“指導が厳しい店”と知られていた東京・西荻窪にある寿司店に入りました。同店で5年間修業して、その後、父の店に入りました。

 父の店は年商約2億円の規模で推移していたのですが、商いを大きくするという意向がなく、拡大を望む私とは意見が合わず、私はそこを抜け出して起業しました。

 2008年9月に創業の店をオープンしたのですが、父の店がある隣駅の街に出店したので、同じ商売をしてはいけないだろうと考え、寿司と和食の技術を生かした和食ダイニングの業態にしました。その後、2010年11月、2号店を出店するタイミングで(株)奴ダイニングを立ち上げました。

 同店は努力のかいがあり繁盛店となりましたが、街の雰囲気との違和感を抱いていたことから、営業を開始して1年半が経ってからもつ鍋の店にリニューアルしました。また、もつ鍋と同様に少人数でオペレーションが可能なもつ焼きの店をつくりました。このような具合に、飲食店の店舗展開を志して、そのための仕組みづくりを考えていました。

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最終更新:2/18(月) 5:00
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