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「まさか優勝できるとは…」 フクヒロら離脱の再春館が優勝 「フジカキ」は有終の美

2/18(月) 15:58配信

THE ANSWER

フクヒロら選手、スタッフの移籍相次ぐも、残った戦力で頂点に

 主力選手や指導スタッフの移籍が相次いだ混乱の中から、這い上がった。バドミントンの国内最高峰リーグ「S/Jリーグ2018」は17日にサイデン化学アリーナで最終日を迎え、女子は再春館製薬所が2-1で日本ユニシスを破り、2年ぶり2度目の優勝を飾った。

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 再春館は、昨年に女子ダブルス世界ランク1位の福島由紀、廣田彩花組(現、岐阜トリッキーパンダース)ら選手、スタッフの移籍が相次ぎ、大幅な戦力ダウンを強いられていただけに、主将の峰歩美も「まさか優勝できるとは……という感じがすごく強い」と驚く躍進だった。

 今大会は、シングルスのエースである山口茜がダブルスを戦ったり、急きょエースダブルスとなった志田千陽、松山奈未組がリーグ全勝を飾ったりと残された戦力をフル活用。決勝戦では、山口がシングルスで勝つことを信じて志田、松山組を第2ダブルスに回したオーダーが奏功し、第1ダブルスは敗れたが、シングルスと第2ダブルスを制して逆転勝利を収めた。

 チームを率いた池田雄一監督は、感涙。「スタッフも減って、私も山田和司コーチも若いが、素晴らしい選手はいるというチーム。自分に何ができるか不安だったけど、少しずつみんなが自立していって、みんなで支え合いながら、頑張って来られた。大変で、不安の中で選手が頑張ってくれて優勝できたので、心が緩んで涙が出てしまった」と1年を通じて成長した姿を見せた選手たちを労った。

優勝決定後にフジカキを胴上げ

 優勝決定後は、今大会で現役を退く2012年ロンドン五輪の銀メダリスト、藤井瑞希、垣岩令佳らを胴上げ。2人の引退に花を添える優勝となった。第2ダブルスで優勝を決めた志田は、エースダブルスとなったばかりの頃、不安から逃げようとしていた心構えを、藤井に指摘されたことがあると話した。また、松山は「試合中にベンチを見ると、みんながすごく声をかけてくれていた。藤井先輩と垣岩先輩を見て、この2人のために頑張ろうと思ったので、こういう結果にできて良かった」と喜んだ。

 現役最後の大会を優勝で終えた藤井は「選手個々の能力ではなく、チーム力ではどこにも負けていないと思っていた。後輩たちのおかげで、最後は最高の1日。満足のいく現役生活だった。後輩たちに感謝したい」と話し、垣岩も「23年間、たくさんの人に支えてもらった。後輩たちがすごく頑張ってくれて、優勝という形で終わることができて、本当に幸せなバドミントン人生だった」と後輩に感謝を示した。

バドミントンS/Jリーグ2018 女子結果

優勝:再春館製薬所(2年ぶり2回目)
準優勝:日本ユニシス
3位:北都銀行
4位:ヨネックス

平野 貴也 / Takaya Hirano

最終更新:2/21(木) 8:32
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