ここから本文です

かつて世界を席巻したWRCに参戦したニッポンの名車たち

2/21(木) 16:32配信 有料

WEB CARTOP

四駆の草分け市販車 マツダ323(ファミリア)

(写真:WEB CARTOP)

WRC人気が復活し始めている。世界ラリー選手権のことだ。20~30年前には並みいるヨーロッパ車のなかで、日本車がトップ争いを繰り広げていた。2008年のリーマンショックによる不況の影響で、インプレッサのスバルやSX4のスズキが相次いで参戦を取りやめた。

しかし、昨年からトヨタがヴィッツ(欧州名・ヤリス)でWRC復活を果たした。長い間WRCから遠ざかっていたから「優勝争いするには3年以上かかる」と言われたが、大方の予想を裏切って、最初からポテンシャルの高さみせ、優勝争いに食い込んでいる。来年は日本でも久々にWRC開催が予定されるなか、WRCへの関心が高まっている。

新型の話はともかく。WRC好きが今でも忘れられない日本車たちがいる。かつてその雄姿に胸躍らせたクルマたち。栄光の表彰台に乗ったクルマたち。日本車がきらきら輝いていた時代を振り返ってみよう。

モータースポーツのラリー界で、世界に誇れる日本車の実力を競い合っていたのが、グループA時代の世界ラリー選手権、通称WRCだ。主催各国の公道数千キロを舞台とする世界選手権ラリーの競技で活躍するクルマが、自分の愛車と血筋をひとつにすることへの誉れ、うれしさ、が日本中に溢れかえっていた。

1987年、世界ラリー選手権は、トップカテゴリーをグループA車輛で争うことになる。前年86年まで選手権の総合優勝はグループBという、年間生産台数が200台以上の車輛をベースとした競技車で争われた。各メーカーは自車ブランドを世界的に高めるため、様々な動力性能アップ、空力特性アップをほどこし、最終的に600馬力を越えるマシンとなり、公道では危険すぎるレベルまでに。

そこで主催者の国際自動車スポーツ連盟FISA(現FIA)は、選手権トップカテゴリーの競技車輛をグループAとしたのだ。グループAは公道を舞台にするラリーにふさわしい、製造数は年5000台を越える4座席以上ある市販車をベースに作られる競技車輛。世界ラリー選手権には、みんなが乗っている、これから乗りたい、日本製のクルマが続々と参戦し、優勝争いが始まった。

世界ラリー選手権での活躍は、ベースとなっている市販車が強靭であることの証ともなり、自動車メーカーにとっては実績をあげれば宣伝効果絶大、イメージだけではなく、成績こそがまぎれもない「いいクルマ」の証明となった。そこで名声を挙げていった日本のクルマたちは、やはり世界に誇るべきもの。どんなクルマたちだったのか、モータースポーツのラリー現場事情を組み込んで紹介しよう。

四駆の草分け市・・・ 本文:3,665文字 写真:4枚

続きをお読みいただくには、記事の購入が必要です。

すでに購入済みの方はログインしてください。

  • 税込55

    PayPay残高使えます

サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。 購入後に記事が表示されない場合はページを再度読み込んでください。 購入した記事は購読一覧で確認できます。

齋藤 優

最終更新:2/21(木) 16:32
WEB CARTOP

おすすめの有料記事

PayPay残高使えます

もっと見る