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深川麻衣、“聖母”から悪意のないナチュラル悪女へ 冴える『まんぷく』キャスティング

2/25(月) 8:10配信

コンフィデンス

 試行錯誤の末にとうとう「まんぷくラーメン」の完成に至った朝ドラ『まんぷく』(NHK)。メインストーリーの脇で、着々と繰り広げられてきたのが、深川麻衣演じる吉乃をめぐる恋模様だ。吉乃は、克子(松下奈緒)と忠彦(要潤)の次女で、タカ(岸井ゆきの)の妹。しかも、そのお相手は、「塩軍団」の岡(中尾明慶)と森本(毎熊克哉)。かつてタカをめぐって繰り広げられた、現在の夫・神部(瀬戸康史)を中心とした恋の戦いには参戦していなかった2人である。この展開自体もおもしろいが、何より興味深いのは、深川麻衣の見せる「聖母」ならぬ「悪女」ぶりである。

【写真】ボロ宿で浴衣姿を披露する深川麻衣のドラマカット

■元・乃木坂46の「聖母」の自然体の演技

 かつてアイドルグループ・乃木坂46のなかで、メンバーたちやファンから「聖母」と呼ばれてきた深川麻衣。「みんなの輪のなかに入れないメンバーがいたら、話しかける」「メンバーの悪口を言っているのを誰も見たことがない」「上京したばかりのメンバー(川後陽菜)を高校に毎日送迎してあげていた」などのエピソードはよく知られるところだ。

 実際に穏やかで優しい性格はメンバーにもファンにも愛され、信頼され、乃木坂メンバーたちが出演したドラマ『初森ベマーズ』(テレビ東京系)では、家庭の事情によって幼いきょうだいの面倒を見ている「カアチャン」役をコミカルに演じていた。

 そして、卒業からまもなく、映画初出演にして初主演を務めた『パンとバスと2度目のハツコイ』(2018年2月公開)が、東京国際映画祭の特別招待作品に選出される。演じていたのは「恋愛こじらせ女子」。「ずっと好きでいることも、好きでいられることも自信がないの」「1人になりたいんだと思う」というフワッとした恋愛観を持つヒロイン。その表情はあまりに自然で、アイドルの「聖母・まいまい(深川麻衣の愛称)」とは別人のようだった。1月クールでは『日本ボロ宿紀行』(テレビ東京系)で地上波連続ドラマ初主演も果たした。

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最終更新:3/4(月) 19:42
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