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宮澤ミシェルがJ2の千葉県勢2チームに期待「両チームともに来季はJ1を戦うっていう意欲を強く感じた」

3/5(火) 11:00配信

週プレNEWS

サッカー解説者・宮澤ミシェル氏の連載コラム『フットボールグルマン』第86回。

現役時代、Jリーグ創設期にジェフ市原(現在のジェフ千葉)でプレー、日本代表に招集されるなど日本サッカーの発展をつぶさに見てきた生き証人がこれまで経験したこと、現地で取材してきたインパクト大のエピソードを踏まえ、独自視点でサッカーシーンを語る――。

今回のテーマは、千葉県にホームタウンを置くジェフ千葉と柏レイソルについて。J2に降格してから10年目のジェフ千葉と今季よりJ2を戦う柏レイソルだが、両チームともJ1復帰への意欲が強く感じられると宮澤ミシェルはいう。

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今年もようやくJリーグが始まったよ。選手にとってオフシーズンは短く感じるだろうけど、我々にとっては待ちに待った開幕だからね。開幕戦から白熱した試合が多くて、今シーズンも楽しくなりそうだよ。

ただ、今季のJ1には千葉県にホームタウンを置くクラブがいなくて、千葉県民としては残念。開幕直前の『第24回ちばぎんカップ』で、柏レイソルとジェフユナイテッド市原千葉のプレシーズンマッチ(2対2、PK5-6でジェフ勝利)を観たけど、両チームともに来季はJ1を戦うっていう意欲を強く感じられたよ。

レイソルは今季、J2降格にともなって主力だった伊東純也(→ゲンク)、中山雄太(→ズヴォレ)、中川寛斗(→湘南)、キム・ボギュン(→蔚山現代)などが移籍したけれど、J2を戦い抜けるメンバーが揃っている。なにより大黒柱のクリスティアーノが残留したのが強みだね。 課題は前線3人と中盤との距離感。3人で構成する中盤が、DFラインに引っ張られすぎると、CFのクリスティアーノ、左の瀬川祐輔、右のガブリエルと連動できなくなる。そうなると攻撃が個々の能力頼みの単発になる可能性が高いんだ。

開幕戦はいい距離感を保って、クリスティアーノが2ゴールを決めて勝利できた。だけど、中盤の3選手はハードワークが不可欠だから、シーズンが進むなかで疲労が溜まったり、累積警告で出場停止になったりしたときにどうなるか。ヒシャルジソン、大谷秀和、手塚康平を軸に、小泉慶、江坂任、田中陸などを使いながら、上手に回していければ長いシーズンを乗り切れるんじゃないかな。

中山と鈴木、キム・ボギュンの抜けたCBは、染谷悠太、鎌田次郎、古賀太陽で回していくだろうね。高さで強さのある染谷が中心だろうけど、柏のユース出身の古賀がおもしろい存在だね。去年はアビスパで経験を積んで戻ってきたけれど、強さがあってアグレッシブな守備をするんだ。まだ20歳、ここからの成長が楽しみだよ。

今季からチームを率いるネルシーニョ監督はリスクをあまり取らず、バランスを重視するタイプだから、長いシーズンの先を見据えて着実に勝ち点を積み上げる気がするよ。しかも、コーチには昨季はアビスパ福岡を率いた井原(正巳)がいる。ネルシーニョもJ2を戦った経験はあるけれど、昨年にJ2を戦った井原の存在は大きいな意味を持つんじゃないかな。

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最終更新:3/5(火) 11:00
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