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【就活セクハラ】画像要求にやり逃げのリアル『OB訪問アプリ』の危険な罠

3/6(水) 5:00配信

週刊女性PRIME

「気持ち悪くて就活をやめました。今はコーヒーショップで働いています」

 と嘆くのは就職活動中にセクハラ被害にあったサナさん(仮名・23)。サナさんはOB訪問アプリを使って出会った男から、男性器の画像を大量に送られ精神的に参ってしまったという。以前から一部で悪質な行為が行われていると問題視されていたこのアプリでついに逮捕者がでた。

【写真】逮捕された宗村港容疑者、被害者・芽衣さんとノブのLINEほか

この事件は氷山の一角

 2月18日、警視庁は就職活動中の20代の女子大学生を自宅に連れ込みわいせつな行為をしたとして、大手ゼネコン『大林組』社員の宗村港容疑者(27)を強制わいせつの疑いで逮捕した。宗村容疑者は容疑の一部を否認しているという。

「2人は“VISITS OB”というOB訪問アプリで知り合っています。このアプリはOBやOGの社会人と学生をつなぐサービスで、マッチングアプリとも呼ばれています。社会人ユーザーには2種類あって、企業による法人アカウント利用の企業公認ユーザーと、ボランティア社会人による個人アカウント利用(ボランティアユーザー)に分かれていて宗村容疑者は後者のボランティアユーザーだったそうです」(全国紙記者)

 事態を重くみたアプリ運営会社は翌日には規定を設ける方針を発表。今後、面談は企業のオフィス内やアプリ会社が指定する安全な場所に制限するガイドラインを作成中という。

 しかし「この事件は氷山の一角にすぎない」とITジャーナリストの渋井哲也さん。

「就活を利用してセクハラを仕掛けてくる事例は数多くあり、マッチングサイトは別名、出会い系サイトとも呼ばれていて今や2人に1人の女子大学生がセクハラを受けているといわれています」

 ツイッターなどのSNSでも#MeTooをつけてセクハラを受けたと告白をする女子学生が後を絶たない。

 自身も就活アプリでセクハラを受けたと話すのは都内の大学4年の芽衣さん(仮名・22)。長いさらさらストレートヘアが印象的。

「(ニュースを見たとき)私と同じだ、と思いましたね。それですぐにツイッターで自分のセクハラ体験をつぶやきました。普段は知り合いから数件のいいねをもらう程度なのに、賛同する声や数十件のいいねがついて驚きました」

 広告代理店を希望する芽衣さんは早い段階でOB訪問アプリに登録して情報を集めていたという。

「私みたいな知名度の低い大学の女子は立場が低いので、ほかの学生よりも頑張らなくてはいけないという思いが(相手を)つけあがらせたんだと思います」

 芽衣さんは悔しさをにじませながら自身の嫌な記憶をたどる。

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最終更新:3/6(水) 5:00
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