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氏家英行「『黄金世代』と一緒のチームにいられたことは今でも誇り」~ザ・黄金世代 日本サッカー伝説の瞬間【7】

3/8(金) 6:20配信

週プレNEWS

かつて、日本の代表チームが世界の頂点へあと一歩まで迫ったことがある。1999年、フィリップ・トルシエ監督率いるU-20日本代表がワールドユース選手権(現U-20W杯)で準優勝――20年前、「黄金世代」と称された面々が刻んだ伝説である。

【写真】決勝のスペイン戦で先発出場した氏家

その激闘を主力選手たちが振り返る短期連載「ザ・黄金世代」。今回は、氏家英行(うじいえ・ひでゆき)氏が登場!

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このチームに入ったとき、(小野)伸二とか本山(雅志)とか、ひと学年下の選手たちのレベルが高くて、僕は「(ここで)自分は何ができるんだろう」って、ずっと考えていました。

初戦のカメルーン戦に負けたときも、"世界"を知らない僕が「大丈夫だよ」と言うべきか迷っていたんですけど、「(チームを)盛り上げろ」というトルシエ監督からの視線を感じて......。それで、そういう役回りをやろうと。

でも、自分が盛り上げる必要もなく、伸二とかは「次、勝てるよ!」ってポジティブだったので、「みんな、すげぇな」って思いましたね。

このチームが「強いな」と感じたのは、2戦目のアメリカ戦に勝ったときです。ちょうどこの年の元日に(クラブ消滅が決まっていた当時所属の)横浜フリューゲルスが天皇杯で優勝しているんですけど、その(快進撃の)余韻が自分の中に残っていたんです。

それで、アメリカ戦に勝ったときに「これって、ちょっと前に味わった空気と同じだな」と思って。練習での雰囲気とか、チームの勢いとか、あのときのフリューゲルスと似ていて、「このチームはイケるぞ」って確信しました。

サブのメンバーも試合に出たかったと思うけど、みんな、とてもポジティブでした。それでも、気持ちが落ちそうになったときは、「そのうち、勝負を決めるのは(サブの)みんなだから。とにかく練習では声を出して、試合に出ている選手たちに『(何かあれば)オレらがいるから』って安心させてやろうよ」と声をかけていました。

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最終更新:3/26(火) 14:05
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