ここから本文です

カメ止め助監督役・市原洋“カメ止め後”に見据える未来「自分の力でやらなければ…」

3/9(土) 8:10配信

オトナンサー

 映画「カメラを止めるな!」で助監督・山ノ内洋役を務めた市原洋さん。同作は、自主映画の撮影隊が山奥の廃虚でゾンビ映画を撮影していたところ、本物のゾンビが現れます。監督は大喜びで撮影を続けますが、スタッフが次々とゾンビ化していく…口コミから、爆発的なヒットとなり、観客動員200万人超を記録した映画です。

 オトナンサー編集部では、市原さんに独占インタビューを実施。同作のヒットを受けた心境やオーディション参加の経緯などについて聞きました。

大ヒットをかみしめられていない

Q.映画が大ヒットした今のお気持ちは。

市原さん(以下敬称略)「今までのキャリアからしたら、映画で舞台あいさつができただけでうれしいですし、すごさがよく分からないまま過ぎていった感じです。分かってはいるんですが、あまり実感できていない感じですね。かみしめる前に終わってしまうのかなと思います」

Q.口コミの力が大きかったのでしょうか。

市原「口コミが大きかったですね。あとは、不利だとされる状況が全部いい方向に裏返りました。低予算で無名の俳優・監督、劇場2館でしか上映しないこと、チケットが取れないことがPRとしてマイナス要因になると思うのですが、それが話題になり、2館しかないから他で見られない、チケットが買えないから並ぶしかない、有名な人が出ていないから気になると全部プラスになったと思います」

Q.撮り始めたとき、ここまでヒットすると思いましたか。

市原「予想していませんでした。上田監督は、インディーズ映画ではいろいろな映画賞を受賞しているので、演技ワークショップなどに行っていた身としては期待の監督でした。この映画がインディーズ映画としてヒットし、レンタル店に置いていただけることを個人的な目標としていました。そこから、監督にいろいろなオファーが来て、何百館クラスの映画を撮る。その起点となる作品とは思っていましたが、この作品が何百館上映になると思いませんでした」

Q.オーディション参加のきっかけは。

市原「2015年10月ごろ、映画を作る企画の映画ワークショップがありました。そこに応募したら、映画監督が5人くらいいて、そこで上田監督のクラスになり、4カ月ほど演技レッスンを受けました。ただ、そのとき、映画化権は取れませんでした。その後、上田監督が長編映画をやることになり、オーディションで出演が決まりました」

Q.「カメ止め」後、仕事の環境は変わりましたか。

市原「メインキャストで出ている人たちに比べたらまだまだですが、普段ならもらえないようなオーディションの案内を頂いたり、書類すら通らなさそうなところでも合格させていただいて出演歴が増えたり、広告にカメ止めメンバーとして呼んでいただいたりしました。ただ、ボーナス期間は長く続かないので、自分の力でやらなければと思います」

Q.ヒット作の後が一番の勝負ですね。

市原「今まではうまくいこうがいくまいが、成功するために頑張ってはいるけど、本当に失敗しても誰も知らないし、という感じでした。ただ、映画を見て応援してくれるようになった方もいるわけで、何もできなかったら申し訳ない気持ちになります。頑張るのは自分のためになるし、応援してよかったと思ってもらえるように頑張らないとと思います。上田監督や作品に恩返しをしたいという気持ちもあります」

オトナンサー編集部

最終更新:3/9(土) 8:10
オトナンサー

記事提供社からのご案内(外部サイト)

オトナンサー

株式会社メディア・ヴァーグ

「ライフ」「漫画」「エンタメ」の3カテゴリーで、暮らしに話題と気づきをお届け!

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事