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カート・コバーンがライブで着用した病院のガウンがオークション出品

3/12(火) 19:20配信

Rolling Stone Japan

カート・コバーンがレディングフェスティバルで着用した病院のガウンがオークションに出品された。自殺後に行われた追悼集会で、コートニー・ラヴから配られたものをファンが所有しており、この度出品したという。

1992年、レディングフェスティバルでヘッドライナーを務めたニルヴァーナのステージで、カート・コバーンが着用していたかの有名な病院の患者用ガウンが、現在RR Auctionで競売にかけられている。「Marvels of Modern Music Auction(現代音楽の驚異の数々)」と題したオークションの一部として出品されているもので、競売期間は3月7日から3月14日まで。コバーンの病院ガウンの推定落札価格は5万ドル以上と見られている。

1992年のレディングフェスティバルでのニルヴァーナのステージは、バンドの数ある伝説的ライブのひとつとして語り継がれている。長年ブートレグとして出回っていたが、2009年にコンサート映画およびライブアルバムとしてリリースされた。コバーンは自身の健康に関する噂をからかう意味で病院ガウンを着たのは有名な話。それだけでは飽き足らず、ステージのオープニングでは車いすに座って、音楽ジャーナリストのエヴェレット・トルゥーに押されながら登場し、ベッド・ミドラーの「ローズ」の一説を歌ったあとバタンと倒れる、といったパフォーマンスで幕を開けた。

コバーンが1994年に他界してからしばらくの間、ガウンはとあるファンが所有していた。この人物曰く、コバーンが自殺した後シアトルで行われた追悼集会で、コートニー・ラヴから手渡されたのだという。「あの日の夕方、コートニー・ラヴがベイブズ・イン・トイランドのキャット・ビーエランドに伴われて、カートの衣服の入った袋を持って現れました」とファンは振り返る。「彼女は見るからに悲しみに暮れていて、カートの人生について尋ね周りながら、衣服を配っていました……彼女は私に伝説の1992年のレディングフェスティバルの病院ガウンを手渡すと、私の肩にもたれてしばらく泣いていました。私は、彼は彼女を愛していたよ、とかなんとか言って慰めようとしましたが、彼女は私を突っぱねて、彼が愛していたのは娘のフランシスだけだと言い放ちました。本当に悲しい出来事だった。おかしな出来事でした。10代だった私は打ちのめされてしまいました」

「Marvels of Modern Music Auction」ではコバーンの病院ガウンのほかにも、キース・ムーンの直筆メモ入りアドレス帳や、ジョン・レノンがビートルズのプロデューサーのジョージ・マーティンに宛てて書いた怒りの手紙、プリンスが3RDEYEGIRL時代に使用したカスタムメイドのVOXのギターなどが出品されている。

JON BLISTEIN

最終更新:3/12(火) 19:21
Rolling Stone Japan

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