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“悪魔の3歳児”のいたずらの度が過ぎる!みんなはどう対処してる?

3/13(水) 16:05配信

たまひよONLINE

2歳のイヤイヤ怪獣を卒業すると、悪魔のいたずら3歳児に!なぜいたずらをやめられない? 子どもの興味関心を伸ばしてあげたいが危険なことは避けたい…。親としてはどのように対処するのがよいのでしょうか。ウィメンズパークに寄せられたママからの悩みについて、接し方・しかり方・対処法を教育学の専門家である、汐見稔幸先生にアドバイスをいただきました。

ママの悩み①:いたずらっ子の3歳児。大惨事の毎日でどう対処したらいい?

子どもが早朝に一人で起きて悪さをします。本人は悪いことをしている自覚があり、私が起きてくると逃げます。隠そうとした痕跡もあります。今までしたいたずらは数えきれず…部屋の壁紙を破って剥がしたり、ポーチの中をあさってクリーム類でベタベタにしたり、、、その他多数大惨事を起こしています。
子どもの目を見て、静かにやめてほしいことを伝えたりもしました。その場では「やめる」「反省する」「ごめんなさい」と言いますが、翌朝はまた大惨事です。他にも様々な方法(怒る・共感・悲しむ等)で伝えてみましたが、どれも無駄でした。どのように対処するのがいいでしょうか。

3歳児のいたずらは2歳児と少し異なります

ママたちからは、3歳児のいたずらについての悩みが多くみられます。「3歳」がとくにいたずらっ子なのでしょうか? この時期特有の理由などあるのでしょうか。汐見先生に伺いました。

ーーー(汐見先生)「3歳児のいたずらというのは、育ちの過程である意味必然的に出てくるものです。子どもによる違いは大きいですが、発達的にはこの時期独特のものといえるかもしれません。2歳児は『魔の2歳児』という言葉があるようにとても扱いにくくなる時期ですが、自覚的にいたずらをするというよりは自我の育ちが未熟で、自己主張と自己抑制のバランスがうまく取れない時期といえます。それに対して3歳児のいたずらは、ある程度の社会性が育ち始め、物事の善悪もわかり始めているので、2歳児のイヤイヤとは少し質が異なります。

その背景にはまず、認知能力と身体能力、何でも試してみたいという意欲が強く出てきたということがあります。認知能力の育ちというのは、あれしたら面白いだろうな、これは動かせるのかなといったことがどんどん増えてきたということです。人間は10の力が身につくと、11、12の力が必要なことに勝手に挑もうとするようになります。その意味で、今までできなかったけど僕はもうできるんだ、と試してみたがるタイプの子はあれこれどんどん試します。わが家では、息子がドライバーを持って外せるネジは全部外して回っていました。ダメといっても、目の前のネジの魅力にすぐ負けてしまうのですね。

ただこの時期は、何かが起こってもママやパパがフォローしてくれるはずというある種の甘えが前提になっています。僕、私、こんなことできるようになったよ、パパ、ママ見て、ということも隠れた動機になっているのです。だから、失敗してもフォローしてくれるはずと思ってやりますので、子どもによっては向こう見ずなことをしてしまうことがあります。いたずら好きな子は、そうした性格ですから将来も試したがり屋になりますし、人が驚くのを楽しむいたずら好きな子になる可能性が大です。そんなことをしても認めてくれるわけではないよ、ということの理解力すなわち社会性の育ちがまだ不十分なだけで、一種の面白い個性です」

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最終更新:3/13(水) 16:05
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