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ラグビーとウィルチェアーラグビーの連携は、2020東京オリ・パラへの布石となるか

3/13(水) 12:21配信

Wedge

 2019年9月20日に夏季オリンピック、サッカーワールドカップに継ぐ世界3大競技大会のひとつといわれるラグビーワールドカップが日本で開幕する。大会は44日間、全国12都市で開催。これほど大規模な単一競技のスポーツイベントが開催されるのは国内では初の試みとなる。

 そのラグビーW杯大会期間中に世界ランキング上位から8カ国が参加するウィルチェアーラグビーワールドチャレンジ2019が東京で開催される。2020年東京オリンピック・パラリンピックを控える日本にとって、両団体の連携はオリ・パラ成功への布石として重要な意味を持っている。

 今回は日本ラグビーフットボール協会のコーチングディレクターであり、日本ウィルチェアーラグビー連盟の副理事長でもある中竹竜二さんに両イベントの同時開催の意義を聞いた。

パラスポーツの普及が担う役割

――中竹さんが日本ウィルチェアーラグビー連盟の副理事長になった経緯をお聞かせください。

中竹:私は、日本ラグビーフットボール協会でコーチングディレクターとしてコーチの育成を行っています。その関係から縁あって現ウィルチェアーラグビー日本代表アシスタントコーチの三阪洋行さん(過去記事参照)に出会いました。「競技の性質は異なるけれど、コーチングを学びたい」ということだったので、「それならぜひ私が行っている日本ラグビーフットボール協会の研修にご参加ください」とお誘いしました。非常に向学心の強い方なので、研修会では、他に参加されていたコーチたちと積極的にコミュニニケーションを図っていて、彼にとっては研修は実りあるものだったようです。

 もともと私はスポーツに限らず社会にとっても、パラスポーツの普及は非常に大きな役割を担うのではないかと思っており、また三阪さんとのご縁もあり、現地までリオ・パラリンピック観に行くことになりました。

 リオ・パラリンピックでは、ウィルチェアーラグビー日本代表は銅メダルを獲得しました。これは団体競技としてパラリンピックに参加した中では最高の成績です。また、2020年東京でオリ・パラが開催されるにあたり、私自身も非常に興味を抱いていたところ、先方からお声を掛けていただいたというのが日本ウィルチェアーラグビー連盟に関わるようになった経緯です。

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最終更新:3/13(水) 12:21
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