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セレブ王子に挑む片寄涼太 飾らないピュアさを意識

3/14(木) 7:47配信

NIKKEI STYLE

個性豊かな王子14人が登場する『PRINCE OF LEGEND』。ドラマに続いて、3月21日には劇場版が公開される本作でメインキャラクターを担うのが、GENERATIONSの片寄涼太だ。ふんするのは“セレブ王子”こと、朱雀奏。常に多くのお付きの者に囲まれてお城のような屋敷で暮らす御曹司であり、幼い頃から王子教育を受けて育った設定だ。

──現実離れしたキャラクター。最初、話が来た時の印象は?

「これはちょっと普通じゃなくて、大変そうだなと(笑)。でもドラマの監督が、映画『兄に愛されすぎて困ってます』(2017年)でご一緒した河合(勇人)さんだったのは大きかったですね。セレブと言われても、想像しにくいじゃないですか。河合さんは、リハーサルの時に『これが奏の家だよ』と写真を見せてくれたりするんです。ちなみに、奏の家の門、玄関先、そして家の中は、全部別の場所で撮影しているんですよ。河合さんのこだわりのおかげで役に入りやすかったです」

──演じる時のポイントは?

「ほかの王子はヤンキーだったり、着物を着たりと、キャラクターなりに飾りつけができる役柄だと思うんです。奏の魅力ってなんだろうと考えると、飾らないことだなと。なので、飾らないピュアさを意識したかもしれないです。ピュアな表情と大きなリアクションが特徴で、自分がこういう演技をできるんだというのも新発見でした。ただ、子どものような表情の奏をオンエアで見ると、自分で笑っちゃって(笑)」

――映画で監督を務めた守屋健太郎氏との撮影はどうでしたか。

「守屋さんはすごく画にこだわる方でしたので、そういう観点から意見も言いました。ピアノの上にバラが置いてあるシーンがあるんですが、僕が参考映像を見せて提案したんです。映画も、笑いながら見ました。自分よりも『ほかのメンバーはこういう感じだったんだ』と面白かったです。デート対決では、(佐野玲於が演じる)生徒会長いいじゃん、みたいな(笑)」

■みんなの輪が1つになるように

──座長として意識したことは?

「僕はどちらかというと、社内というよりは、『Team 奏』の側近の2人や『Team 3B』の3人など、社外のみんなを含めた輪が1つになるように意識していました。チーム奏の2人には、台本で引っ掛かった部分などでも相談に乗ってもらいました。映画では、2人の意見に背中を押してもらい、台本を変えていただいた部分もあります。

後輩メンバーのパーソナルな部分を知れたのも良かったですね。吉野北人(THE RAMPAGE)は、かなりの天然だなとか(笑)。僕が結構ツッこんだので、本人は『なんで涼太さんは俺にアタリが強いんだろう』って思っているかもしれなくて。でも、『そこをツッこまれるのがおいしいんじゃん!』と。それがいかに武器であるかに、いつ気づいてくれるのかなあ。これからも強めにツッこんでいこうかなと思っています(笑)。

劇団EXILEのノブくん(鈴木伸之)と(町田)啓太さんが、お芝居の面で支えてくれている上で、チャレンジさせていただいていたとも感じました。2人の存在感や、いることで生まれる説得力はさすがだなと。映画の撮影では、奏がもう少し前に出たほうがいいと自分からは言いづらい時に、啓太さんが監督に話してくれたこともありました」

──ちなみに、自分が女性だとしたら、どの王子と付き合いたい?

「ノブくんは人としても器が大きく、撮影でご一緒して素敵だなと思いました。僕が女性だったら、付き合うならノブくんがいいですね(笑)。付き合いたい王子も、ノブくんが演じる京極尊人がいいです(断言)。奏はひねくれた形で果音を好きなのですが、尊人は好きだという気持ちを真っすぐにぶつける。だから、尊人を好きになった女性は幸せになれそうな気がします」

所属事務所・LDH発のプロジェクトといえば、『HiGH&LOW』シリーズがある。だが、『HiGH&LOW』がアクションやワイルドさを売りにするのに対し、『PRINCE OF LEGEND』は真逆の世界観。この異色の作品を、どのような思いでけん引したのだろうか。
──今回の片寄さんには、『HiGH&LOW』の岩田剛典さんのような、プロジェクトの顔としての役割もあったと思います。

「その通りだと思います。全社挙げてのこの新しい挑戦に、重圧がないと言えば嘘になりますよね。『PRINCE OF LEGEND』は、女性はもちろん、男性の方も思いっきり笑って突っ込んでもらえる、みんなが楽しめるピースな内容です。とにかく見る人の幅を広げ、『HiGH&LOW』のように、新しいカルチャーを創っていくことがHIROさんの狙いであって。それは僕らにとってもありがたい話なわけで、本当に幅が広がっていく作品になればと思いますね」

──“王子モノ”という意外性のあるに作品に戸惑いは?

「僕自身、自分の色がこれまでのEXILE TRIBEと違い過ぎることで、“異人種”だと思われていたと思います。さみしさとか辛さを感じた時期も、正直ありました。ただ、今はEXILE TRIBE自体の色が少しずつ変化していっていると思います。そのなかにいる恐ろしさは、自分もGENERATIONSメンバーもすごく感じています」

──恐ろしさとは?

「“変えちゃいけない部分”と“変わってもいい部分”の線引きですね。『PRINCE OF LEGEND』は、LDHのイメージにない変化の作品。相当な挑戦で、失敗するわけにはいかない。それぞれが責任を持って、本当に会社を挙げたプロジェクトだと思って仕事に向き合わなくちゃいけないなというか、そういう感覚はありますね。

変わらない部分では、先輩たちが築いてきたことを後輩にどうつなげればいいのか。EXILE TRIBEにとっては、HIROさんとのコミュニケーションがすごく大事なんです。所属アーティストを一番理解してくれる存在がHIROさんだけれども、今、下の世代はHIROさんとの距離が少し遠くなっているかもしれません。自分たちは話をする機会がありますが、EXILEや三代目のメンバーに教えてもらった部分も大きいですし、HIROさんの話を直接聞ける機会が減っている分、下の世代がどうやっていけばいいのかということに、GENERATIONSとして責任を感じます」

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最終更新:3/14(木) 12:15
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